旅行に最適なカメラは何か?
私の場合カメラはただのメモ機です。 立ち止まって真剣に撮ることはない。いい景色は絵葉書で売ってます。絵に描いたような景色です。
商品の価格を撮ったり、バス亭の時刻をというメモ代わりしか使いません。
【私だけのカメラの条件】
安いこと (2~3万円)
丈夫であること、防水性(防塵)
黒色でないこと (スグに探せる)
軽いこと (ポケット)
正方形フォーマットが選択できる
一番大事な条件は、失くしても精神的ダメージがない安い価格帯であること
真剣撮影でないから、画質とか普通でよい。
で結果はリコー(Richo)さんしかない
WG-60 ?
この正方形フォーマットは、考えなくて良い(自然に考えているということです。)6x6判と同じ。
基本は全部画面に入ればよい
ズームとか、なんとか考えない。プログラム露出
昨今はスマホが在るから、乾電池かバッテリーか考えなくて良い。
一番の利点は、カメラを縦横に構えを変えなくても良いわけです。6X6と同じ、どうプリントするのかは、やったことがないので判らない。
画素数。処理エンジン は素人だから考えない。考えたくもない。
旅だから、必要なのは耐久性と安さ。
【1】 これが元の画像(正方形)
【2】横長でトリミングすると、上
【2】縦長でトリミングすれば上
結果はこの写真ですが、撮った写真の半分は手ブレです。
撮った写真も95%は他人に見せる為ではない。
ファインダーを通してモノを見ない。スマホを通しても同じ。
旅に出ると、日本人のジイさん・バアさんが結構高価な一眼レフなんかぶら下げてます。そりゃカモになりますよ。旅はコンパクトに、フォットワークは軽く・・。
私たち(日本)には文学があります。東北を旅する時に感じるのは、美しい写真や映像ではなく、芭蕉翁の句そのもの、或いは句碑の前に立ってるその実感なのです。
時間を突き抜けてくる芭蕉翁の眼です。
これが在るなら、私は写真は要らないと思います。
確かに世の中には、それをも突き抜けてくる写真もあるかもしれませんけれどね。だけど、R.キャパの「倒れ行く兵士」はただ、滑ってスッテンコロリンしただけだって言われてるし、沢田某の戦火を逃れる母子の眼は、明らかに撮影者に向かって「何やってんだよ」と恨むでるしか私には見えない。
ダブリンの中央郵便局に立った時は、「イースター蜂起はここか?」という思いで一杯である。写真は関係ないわけです。私には・・
まあ、それは人それぞれ、好き好きだけどね・・・
絵葉書みたいな写真は要らないから撮らない。
だから、あんたも
絵葉書みたいな写真は撮るな!