R-103 3キロ 直下式
同じ銘柄をどんだけ量を煎ろうと、生豆の性質が変わるわけがありません。そりゃそうでしょう。
だったら、R-103で500gと2.5キロの時にも各ハゼ温度も同じ筈です。
ところが実際比べてみると、量が多い方が2ハゼが聞き難いと思います。
2ハゼのピークは誰でも当然聞こえて来ますが、2ハゼの最初(鳴り始め)はとても難しいです。
そんな時は、最小焙煎量で練習して下さい。
3キロ機なら、
練習として600G位ですることです。
今日の焙煎、コロンビアとケニア 各1.5キロを2回ずつ、つまり6キロをR-103で焙煎しました。
全部220度までアイスコーヒー用として煎りました。
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1] 1.5KG 78B 169 192
2] 1.5KG 88B 171 195
3] 1.5KG 100B 173 194
4] 1.5KB 99B 172 195
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理想通りの焙煎の並びです。
一応これで完成ですが、さて、各1,5KG~2KGづつ焙煎する教室ですと材料代だけでも大変なことになります。
12焙煎すれば、20KGとなります。(笑)
焙煎を理解するならR-101の方が随分と安上がりです。
今回は、直下式で揃う(揃えたい)ということを念頭に置いて焙煎してみました。
「ダンパーは固定」という絶対条件です。
数字を揃えるだけなら、ダンパー弄って辻褄合わせは簡単です。
当焙煎講座でやってもらった事が、イザ、焙煎機を買って自分でやると出来ないと思いますが
安心下さい。それは焙煎が難しいのではなく、条件が私の場合と違うだけです。
違ってもいいのです。揃わなくても良いのです。アナタの条件で少しづつ揃えてゆく。
揃わない前提なのです。ズてゆく方向(その感覚)が判れば良いのです。焙煎を理屈で考えても仕方が無いのです。
普段は2ハゼ聞くことがないから、こういう機会にしか検討出来ないのです。2ハゼ以後まで煎り、且つ5回以上連続焙煎する時は、夏頃しかありません。」