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固定観念という厄介なもの・・・・

2016-03-21 | ◆日記・エッセイ・コラム

「スペシャルティー」は浅煎りって誰が言い始めたの?何処が美味しいのですか?

知り合いの蔵元がよくおしゃってます。

「目と耳で飲んでいる人がほとんどで自分の舌で飲んでいる人は非常に少ない」

つまり雑誌の記事や広告で飲んでいるのです。

地元の酒も飲まずに出来レースの賞取りの東北の酒を送料とプレミア払って手に入れて喜んでいる人が殆どです。自分の舌(基準)を持ってない。蘊蓄は一人前、前回の会合では「酵母が云々」抜かす素人までいました。」最低です。

食べ物と飲み物くらいは、自分の感性で飲んでください。

固定観念はダメです。最低です。

スペシャリティーの「浅煎り」という考えは一体どこから来たのでしょう。

あまり賛成できません。

スペシャリティーも普通の豆も同じ産地のコーヒー豆ですから同じです。

スペシャルティーはその中でも、出所がハッキリした高地産の豆というだけです

美味しさが違いますが、その中の酸味だけが特に違うわけではない。

何の基準を持って「浅煎り」なのか?

誰か影響力がある人がただ単にミスリードしているだけだと思います。日本だけです。

特にある地方(九州?)では「浅煎り」が主流なんて笑います。多分、本当の美味しさそのものが判ってないんじゃないですか?

何で「スペシャルティーは浅煎りなんですか?」

他はダメなんですか?という問いです。私は全て違う尺度で煎ってます。

まずこの答えが明確でない限り、それを追随しようとは私は思いません。

 

多くの方がその「浅煎り」の意味を大きく間違えているのはハッキリしています。

ブルーマウンテンこそ、元祖「スペシャルティー」の本家ですよね。

ここ判りますよね?

だから「浅煎りだ」というお店で「ブルーマウンテン」を買えば多分答えはハッキリ判ります。

「ブルーマウンテン」の煎りは数秒差テストスプーンの回転で言えば2回転の幅です。

その分がつまり浅煎りです。判断基準は自分の目だけです。つまり「判断力」と「決断力」です。

この2回転で止めれば最高「香りと酸味」があなたを天国に誘います。

多分ここまで焙煎が判ってないと、

浅煎り、浅煎りって、その範囲はどえらい幅です。そんなで煎る前提なんてないのです。

何度も書いてます。色や時間で判断する限りそんな焙煎は幼稚園クラス以下です。

いいですか?「酸味」だけではアホなのです。

アメリカンコーヒーじゃないんだしね。

「酸味」と「香り」の両立です。

これは「フグの肝」或いは「岬の崖っぷち」 ・・・生きるか死ぬかの際、そんな瞬間の焙煎ですから行き過ぎれば、即死です

そんな焙煎と

岬の遊歩道を歩くような、ただ「浅煎り」だなんて抜かしている意味としては「浅い」だけの焙煎とは全然違うのです。

再度

だから、「ブルーマウンテン」を買えば判ります。

「香り」と「酸味」です。

 

「浅煎り」って何処で煎り止めているんでしょうか?

きっと言う筈です。

「企業秘密です」と、

言って置きますが

1ハゼ後何秒も全くダメです。

色の判断でも絶対にダメです。

この「二つ」では浅煎りなんて出来るわけがありません。

こういう焙煎しているなら最低レベルです。

自信がある焙煎屋さんは聞けば必ず教えてくれます。

企業秘密なんて言う野郎は所詮判ってないのです。

インドモンスーンを電子レンジで余熱として、その後弱火でダラダラで超浅煎りなんて「子供だまし」がスゴイなんて・・笑。

インドモンスーンだけは全て水に浮きます。これが答えです。

超浅煎りなんて言ってる奴は超アホなんです。

縁がありませんしね。

チャンチャラ可笑しいぜ。

怒るなよ!

 

 もう一度、書いておきます。

ブルーマウンテンは元祖「スペシャルティー」だと私は思います。

そのベストな煎り方は、スプーン2回転の範囲でしかありません。

浅煎りなんて「幅」では到底煎れません。

過ぎれば死にます。

他の豆はそれより遅い筈です。

だからブルーマウンテンが難しいわけです。価格も高い。

ゲイシャに何を求めているのか私にはわからないが、他所さんで買った限りでは明らかに煎りが違う(見当ハズレ)という経験はあります。ブルマンとの比較では良いか悪いか現在も答えは持ってない。

やはり「香り」と「美味しい酸味」の両立だと思います。

雑誌には業者よりの書き手と消費者側の書き手がいると思い勝ちですが、現実は業界側であることはどの分野でも同じです。

だから、皆さん、ホットケーキをパンケーキと新しく呼び変えてそそのかされるようなアホにならないことだ。

その頃スーパーマーケットには特別コーナーが出来て山積みの商品群をご覧になったと思う。つまり「パンケーキ」にした広告戦略勝ちなわけだ。

そこには当然、「パンケーキ」は「ホットケーキ」は微妙に違うにみたいな戦略ですが、売ってる会社は同じという単純な事に気がつけば良いわけです。

世の中はそういうモノです。

ブルーボトルの開店に並ぶのも、ドラクエ新発売に並ぶのも、情報通ではなくて、一番踊らされいるアホな人達なわけです。

 

 チャンチャラ可笑しいぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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