生豆投入後は必ずボトムまで温度は下がり続けます。
下がるのが判ってるのに反対勢力のガスを点火しておく意味はない。
火を点けたまま(どの程度の火力は不明)ですと、データは狂いますな・・・
つまり、消えたままで投入しボトム時点(ここから焙煎が始まります)で点火する方が全く自然です。
プロ焙煎とは、1秒の無駄もない連続焙煎です。同じことの繰り返し。
1焙煎に30分も掛けるのはド素人ならOKですが、プロならそんな時間が有りません。
焙煎が完全に理解出来ていれば、焙煎機が判っていれば、
誰もが頭の中に焙煎曲線(仮に予想でも)が有る。
ただそれを実行するだけです。
偉そうな事言ってる奴は解ってないのです。
そんな大層なもんですか~~~?
以前お伝えしたようにR-103の送風ファンを特注品に変えました。送風量は大幅Upですがそれで焙煎自体が変わったかと言うと変わりません。安定度です。送風量は1、5倍近くなってるかもしれませんが焙煎は(つまり焙煎曲線)変わらない。ここ、判りますね?
ダンパー弄ってる限り、焙煎は屁理屈に終始します。そんなものを信じてる限り素人と同じ。それ以下
その場限りで「今日が湿度が高いから半絞り開けて・・・」なんて言ってる人は頭の中に焙煎曲線があるわけがありません。操作はその場限りのテキトーなのに屁理屈の固まり。焙煎データ集める理由は判らないからですか?
フジローヤルの「煎っ太郎」君にはダンパーないですが、これでサンプリング焙煎しても。味がおかしいわけが無いですよ。充分使えます。
いいですか?焙煎は作業に過ぎません。私共は焙煎講座を通して、目に見えない何かを教えるわけではありません。
もし、それが目に見えなくても、講座なら何らかの形で必ず提示しなければならないのです。でなければ講座の意味はありません。
ところが見えないものは、温度計のブレで見えるのです。
でそれが大層なことかというと・・・・・全然。
アホでも判ります。
だから焙煎教室では、操作ミスをしてもらった方が教えやすい時もあります。
さーて、ここからです。
日本全国に焙煎機を発送しておりますが、正直、データに関する調査はしておりません。No NEWS is Good Newsだと思ってますが、詳しく聞けば、相当違うデータが上がってきます。
その違いもパターンもそれぞれ違う。それは何が原因か?複数原因か?正直判らない。
少し古い機が、大掃除しても焙煎講座の様に煎れない、原因はメーカー未公表の仕様変更であったと判った例は幸いでした。
先日の東京では250gがボトムが高すぎる、500gは確実に落ちるパターンもあった。
全て原因があり結果があります。焦らずに・・・・(焦ります)。
どんな分野でも、プロ程、簡単な方法なのです。
一年365日、同じクオリティーで提供する為です。