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ペーパードリップへの備忘録

2015-02-27 | ◆日記・エッセイ・コラム

蒸らし方OK、注ぎ方もOK、特に文句の付けようがない人でも

出来上がりがダメなパターンを一つ発見しました。

これは、私も当り前だと思って、充分に「注意喚起」していなかった事も原因の一つではないかと思います。

ターゲット量です。

単純に、これから出すコーヒー量の目標設定です。

一人前なら、例えば120mlを抽出することと決めることです。

その目的の量へアプローチする為の13グラムであり、90℃であり、抽出時間2分なのです。

失敗された方の例は、最初の120mlが設定されてなくて、漫然と抽出し初めて、出来上がりが2分でも200ml程に出来上がりました。これでは多過ぎますね。1.6倍に薄められているわけですから本来の味が出てませんでした。ただ他は完璧でしたので、今後はもう大丈夫ですね。

目標量に溜まって、ドリッパー上にまだお湯が残っていても、躊躇なく外します。

温度は取り敢えず90℃です。本当はもう少し低温ですが、場合により再加熱する手間を省くために便宜上の90度です。

当然、冬の冷めた陶器のドリッパーなら熱を奪われるので、この辺りで良いと思います。(店では当然ながら保温ですね)

自転車の補助輪外しと同じです。

一度出来れば、ずっと出来ます。だからこれも技術じゃありません。馴れです。

自転車乗れるのは、つまりは馴れです。人類史上、誰一人も技術だと思っていません。

ペーパー・ドリッパーも同じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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