蒸らし方OK、注ぎ方もOK、特に文句の付けようがない人でも
出来上がりがダメなパターンを一つ発見しました。
これは、私も当り前だと思って、充分に「注意喚起」していなかった事も原因の一つではないかと思います。
ターゲット量です。
単純に、これから出すコーヒー量の目標設定です。
一人前なら、例えば120mlを抽出することと決めることです。
その目的の量へアプローチする為の13グラムであり、90℃であり、抽出時間2分なのです。
失敗された方の例は、最初の120mlが設定されてなくて、漫然と抽出し初めて、出来上がりが2分でも200ml程に出来上がりました。これでは多過ぎますね。1.6倍に薄められているわけですから本来の味が出てませんでした。ただ他は完璧でしたので、今後はもう大丈夫ですね。
目標量に溜まって、ドリッパー上にまだお湯が残っていても、躊躇なく外します。
温度は取り敢えず90℃です。本当はもう少し低温ですが、場合により再加熱する手間を省くために便宜上の90度です。
当然、冬の冷めた陶器のドリッパーなら熱を奪われるので、この辺りで良いと思います。(店では当然ながら保温ですね)
自転車の補助輪外しと同じです。
一度出来れば、ずっと出来ます。だからこれも技術じゃありません。馴れです。
自転車乗れるのは、つまりは馴れです。人類史上、誰一人も技術だと思っていません。
ペーパー・ドリッパーも同じです。
本格的なコーヒー焙煎教室、講座、、入門編 お一人様3000円です。