シュレーディンガーの豆
日本全国の喫茶店では今も多くのお店は朝一番に大きなネルで珈琲を落としています。
日頃、ハリオV60に批判的な私も、そのネル方法の代わりに一番大きなV60を使うのなら、使えますと肯定します。
自分のものは割れてしまいましたので、実験も出来ませんが、ずっと連続給湯で抽出します。
そういう意味で大きなネル・ドリップの変わりは充分出来ます。(その範囲だけ)
基本的に一杯点てスタンスとは、違うものですから、営業でも、私生活でも使いません。
1人前、2人前でHARIOV60抽出はあり得ません。
但し、紙は良い紙です。
使える範囲と、使えない範囲があるものを、方式とも呼べません。
楽しむのは良いが、信じてはいけません。
雑誌でハリオV60が記事になるのは、そういう広告業としての仕掛けがしてあるからです。
今、日本酒でいえば「獺祭」です。
どんな雑誌の特集も同じ内容ですね。
半可通は信じてしまう。
剣菱は灘の桶買いだから美味いんだなんて言う人達です。それっぽく作られたい情報に簡単操作される。
自然科学の分野で「法則」と呼ばれるものは例外がないのです。
そこで揺らいでいるのが量子力学の分野ですが、難しい事はアホなので判りません。
アインシュタインは「神はサイコロをふらない」と唱えましたが
猫の態度はやはり振っているのです。それはすべての人類の人生観を覆すことになるのですが、、、、まあ取敢えず、コーヒー焙煎という、単純作業には全然影響しません。
京都の普通の本屋にはノイマンの「量子力学の数学的基礎」 という本が普通にあります。
そういう街は他にないです。
古典ですが、この本、当然、さっぱり歯が立たないばかりか、1ページ目で即アウトです。
アンパイヤに思いっ切り「ア、アウト~~!」と叫ばれる程のアウトです。
大丈夫です。読んで理解出来れば天才に近いです。
目の前で、シャッター下ろされた感じに近い。これを抵抗なくスラサラ読める若者が将来ノーベル賞も取るのでしょう。
人の叡智の奥深さを知るには良い本です。(爆)挑戦して下さい。
書店に勤める人の8割は休日には他の本屋にいるそうです。まあ、その気持ちも判りますが
買ったばかりの本・雑誌を小脇にかかえ、スーパードライの扉を開けるのがいいのです。
これが「餃子の王将」ではイケテないのです。
全然あかんです。
「大阪王将」ってチェーン店もあるようです。(行ったことはないですが)
「スタバ」でもないです。