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甲野善紀 「老境との向き合い方」

2022-09-09 | ◆日記・エッセイ・コラム


本日は「ドリップ講座」が4:30まであり、軽食を食べ、この本を郵便箱から取り出し読み始め6時前には読破している。

「そんなに本を読んで、大層、賢いのですか?」と問われれば

アホは、アホのままである。

本なんてのは「他人が書いた、他人の知恵」でしかない。
しかし、無知よりはまし。


P44~ 「今の年寄りは、生きる覚悟ない」のくだりは、全く同じ事、いつもこの馬鹿ブログで書いてることが、そのまま書いてあり、すこし気分がいい。

一読されたし。

思うに、今話題のオリンピック汚職も、日大問題も、いつ死んでもいい歳のジジイ達が金を欲してる事だけが原因だ。
新刊屋でただ読みしてるジジイなんてのは乞食以下存在である。

コロナで生き延びたいと浅ましく思ってる。

変な平等意識がある。
軽自動車で追い越し車線を制限速度で走る権利があると思ってる。
安倍氏の葬儀の可否にも、文句を言ってる。
選挙で変えるしかないのである。


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さて何故を本を読むか?
例えば、仮に、何とか著者にコンタクトが出来て新幹線で合いに行く、1時間話すことが出来ても、この本一冊分の情報は得ることがないだろう。

松下幸之助氏の本を読めば、パナソニックのような会社が出来るわけでもない。山岡荘八「徳川家康」で天下がとれるわけでもない。

DVDで「スイス」の美しい景色を見て「スイス」に行ったとは言えない。

本を読むことも同じである。他人の意見を聞くことである。副作用で 多少、漢字は読めるようにはなる。

それだけである。自分の知識は行動しないと付く事はない。

名作であろうが駄作であろうが、その年齢に対応している。

自身が大病をして経験がないものが、結核で夭折していった作家にシンクロする事もない。

文学であれ、芸術であれ、幾多のフィルターを突きぬけて来るモノがある。

「太陽の塔」が無い1970 EXPO は有り得ない。(日本人には)
松尾芭蕉が理解出来ない日本人もいない。

本を読む事は一般常識の範囲を広めるだけである。

何度も書くが、得だから、タダだからと言い、いい歳した爺さんが図書館に行くべきではない。新聞毎日読んでどれだけ得か?
新刊本屋で座ってる読む人生なんて価値があるか?
乞食である。
















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