やった~~。「マニエル」登場です。メーカーの機種も「淡口」と同じですが、こちらは2連です。早々に、欠品を補充し、ヘッドを取り外し、ガスケットを交換し、注文しなければならない部品を確認。
ミルクスチームのノズルの付け根のパッキン・バネ・Oリングなども交換完了。
このメーカーがイタリアでは一番古いのです。1901年創業と思います。
下の写真が清掃後、グリップも全ラバーの滑らないタイプ(右)に交換です。
取り外した直後なので、真黒に汚れています。この硬質ゴムのガスケットは6ヶ月毎に交換が原則です。
こんなことは、誰でも簡単に出来ます。日々のメンテナンスだけです。
エスプレエッソマシンは、ボイラー、ポンプ&モーターが主部品です。これで動きます。しかーし
これでは皆同じ性能のマシンばかりになってしまいますから、各メーカーは差別化の為に、独自に色々な機能を追加することになります。
それが段々と多くなり壊れる原因も多くなるんのでしょう。
自動車で例えるなら、エンジン・ミッションなど基本は丈夫なのに、左右独立オートエアコンやウィンドウが壊れるようなものでしょうか?
アメリカでは、DIYの国ですから、パーツも殆ど入手出来ますから、だから何年でも使えるのです。
100万も,200万円も出して10年で使い物にならないなんてことは絶対ないのです。日本は歴史が無い分そういう下地が出来ていない。 個人でメンテナンスしたくても、パーツだけで売ってくれないなどの弊害も多い。
バイクを修理する時の大前提として、人間が作った機械は、かならず直せる。ということです。そこに直せる人と、直せない人がいます。一つの部品に何時間も掛かることがあります。
要は根気でしょうか?
国産バイクは全て、サービスマニュアル・パーツリストが販売されてますのから、誰でも修理できる環境ですが、そういう分野は珍しい。