エスプレッソマシンは、誰でも修理することが出来ます。
必要なのは、部品供給と分解図です。全メーカーのそれは当店でも入手できますが、現在そのサービスさえも一切しておりません。
ある「イタリア料理店」が「こんな修理は3000円出来る筈だ」とコイたからです。笑。
だったら、お前のところのスパゲティの原価は30円だから、30円しか払わない客もOKですか?と問いたい。残念ながら、こんなアホ客が続いたので中止です。
プロがそんな事を言うって、どう言う神経でしょうか?
だったら自分でやれよ!しかないのです。よ。
バイクの修理で客が見積言ったら。「他店でやれ!」と100%言われます。
そのメーカーのそのマシンの部品と価格を調べる為に、どれほどの時間が掛かるとお思いですか? 送料も、・・
話は変わって。
で、今回は自分のマシンです。
これぞ、MADE IN ITALY です。
メーカー名はGAGGIAです。とても有名メーカーです。
GAGGIAから独立してメーカーを立ち上げた人は幾人も知ってます。
老舗ですが、残念ながら情報がデタラメな日本ではあまり知られていません。
今回はこれを直します。 コントロールユニットは生きてます。
スイッチコードが逝かれてます。これは入手出来ない可能性もあります。
3連抽出です。
フェラーリの12気筒を思えば、無茶簡単ですが、こっちはコードの劣化が激しい。
話は飛んで、同じく英国のW6(つまり12気筒)の車検では、昔の話ですが200万円程掛かります。(国産車の新車が買えるじゃん)
でリッター2~3km。笑。
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さて、直すモードに入れば良いのですが、途中で何やかイベントが入ると中々それまでの意欲(集中力)が戻りません。
これはバイクも同じ、開いたままでエンジンがパーです。
今年4月までに全車(サイドカー)処分します。
で、
業務用タコ焼き器でも買って、一人前に焼けるように・・・
そしてかき氷器で、業務用で・・遊ぶ
何故か、これらの生産メーカーは近所です。
大阪千日前(道具屋筋)ではありませんよ。ほとんどここ桑名市です。
遊ぶとは、とても大変なのです。
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え~~戻ります。
エスプレッソマシンの修理は簡単です。
難しいのは、部品の調達とそのコストの圧縮です。
足らない部品と交換部品で、このマシンの場合は部品が約5万円以上、工賃は50時間で合計20万円になります。
その内訳
3000円/時 X 50 = 150000円
部品代 50000円
OH代金合計 200000円
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これは自分のマシンですから、実行しますが
商売で考えると、これではとても勘定が合わない。だったら、このマシン自体は捨てても良いわけです。
そこを敢えて直す意味はないけれど・・・。
メーカー独自の設計思想を少し勉強するには良い教材です。。
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W6(ダブル・シックス)をディーラーで維持してる人は、すごいねっ。