さて、みなさん
銘柄別で焙煎プロファイルを変えるなんて、難しいそうなことを言う人がいます。
その前に、たったの1銘柄でもいいですから、同じプロファイルで5連続焙煎して出来ているのか?確認してから主張して欲しいものです。どんな銘柄を煎ろうと1ハゼ、2ハゼは同じ温度なら、プロファイルを変化させる要素は、実は温度上昇率だけです。判りますよね?
(上図参照) こんな簡単な事を鬼の首取ったように言われても困ります。
チャンチャラ可笑しいです。
「それでは、こちらから質問しますが、どの温度上昇率が一番ですか?」と聞けば、、、「それは企業秘密だ」と抜かされます。都合が悪いと全て「企業秘密」なのです。笑
否、100歩譲っても、それが業界の為になるなら、堂々と公表すれば良いのです。もし答えがあるなら・・ね。
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最近、焙煎プロ煎講座が連続してますが、受講者さん自身が焙煎される全13焙煎は、ほとんど同じプロファイルで焙煎されてます。1回目が11分なら、同じ焙煎がずっと続きますから、ずっと11分です。当たり前ですね。
そこでですね、
R-101では、ボトム温度まで、丁度1分。
R-103では、3分
R-105では、4分
同じ量の豆を、同じプロファイルで焙煎しても、ボトム落ち時間は焙煎機により異なっていますから、誰かが焙煎は15分だと書いていても、自分は12分の場合でも同じなのです。。判ります?
焙煎プロファイルを変えるなんてものは、実は一番簡単なことなのです。つまり温度上昇率を変えるだけです。それは
ガス圧を変えるだけです。
そんな時に「ダンパー」なんて変化させたら、連続するベースになる基本焙煎され狂ってしまいます。
コーヒー焙煎で重要なこと、世界標準と同じく焙煎中は「ダンパー」を動かさないことです。
それと暖機運転を確実にすること。
そもそも美味しい珈琲は、生豆の段階でほぼ決まります。焙煎を変えてそれ以上美味しくなることはありません。そんなことが出来るなら、銘柄を選ぶ意味はありません。
やってる事は、どえらい不味い焙煎を普通の焙煎にすることで普通が美味しく感じているのです。
それは丁度、感度の悪いソニーのラジオがスイッチ一つで感度が普通レベルになって、よく聞こえるような「錯覚」と同じです。(スイッチが沢山あることは、それだけ無駄が多いわけですから)
焙煎は気圧や湿度により変化するなんて小難しいデタラメを吹聴してる焙煎士に伺いたいのですが?
「台風がやって来ました。低気圧が来ます。その時にいったいどう気圧で焙煎が変化するのですか?」見学に行きたいですね、きっと、これまた「企業秘密だ」といって断られるでしょう。勿論、検証の為に「晴れた日にも」是非見学し大笑いしたいわけです。ハハハってか
つまり、一般向けのその場の「嘘」を、プロが信じちゃいけないのです。
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【中点】なんて言葉は誰も使いません。カフェ坊だけです。
そんな言葉は昔はありませんし、世界中に無い。意味が無いから無いのです。
「ボトム温度」「ボトム」です。
「蒸れる」「中点」なんて言ったら大爆笑ですよ・・
チャンチャーラ、オカシイドェース
とカタコトの日本語で言われます。
日本のコーヒー焙煎を元に戻しましょう。
【中点】なんてヘンテコな言葉を使わないことです。
中点を揃える? 根本理論が間違ってます。これでは人を迷わすだけです。