今日は桑名市を流れる揖斐川のずっと上流にある岐阜県揖斐川町まで「増山たづ子」さんの里帰り展を見に行った。徳山ダム建設で沈む故郷を撮り続けた
それも六十歳になってから「ピッカリコニカ」というバカチョンカメラで十万枚を超える撮影をされたおばあちゃんの写真展で昨年オリンピックに合わせて東京都美術館で開催されたものです。パリにも行くそうな。
作品は全て「L版」なのが良かった。
大きく引き伸ばしパネルにしたものはない。
芸術家ではない、村の記録。
東京のカタログでの編集選択と、私の選択が全く逆である。これは年代差である。
昭和の世界観を持つてることが分かれ目。
この展示とは別に常設展では、この地域が中世から、川を使った交易がさかんで桑名まで往復2週間で行き来したことがよくわかりました。
他岐阜県内で生産された木材・紙なども、長良川・木曽川でも運ばれていました。