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- プロバットは5キロ機でも、500gから焙煎可能
- 環境を考える
- 日本ではどう違うか
- 論理的思考への前準備
- その為にすべきこと
- 注意事項
- Synchronized Coffee Roasting
- 特別にお教えしますわ・・・
- 受講者の方に、世界中で通用する焙煎理論を
- 最後に
■プロバットは5キロ機でも、500gから焙煎可能
理由は、マシンとしての柔軟性を持たせ少量焙煎を省燃費で行うためです。
メーカー推奨は、3キロ~5キロです。燃費の問題でもありますね。
5キロの燃費で500g焙煎する意味は一切ありません、すべきではありません。
日本では当店だけの仕様です。
■環境を考える
プロバット(焙煎機)の置かれる環境は?(下図参照)
ヨーロッパの家屋では、高層まで煙突を上げなければならない。
しかも、合理的な細い管を使用するから、強い排気(ー5)が必要。
これで焙煎(温度上昇)するなら、それ以上(+6)以上の火力が当然必要です。
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■日本ではどう違うか
一般的に日本家屋はもっと低層階ですから、(-5)も必要としません。
例えるなら(-2)で充分と推定できます。
= 設置基準が大きく違う。
これを調整するのが、排気ダンパーの役割です。つまりイニシャル設定の為に存在します。
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上の写真はプロバットの排気ダンパーです。マシンの後方に設置されています。
焙煎中に操作するものではありません。絶対に。
これは、世界基準の考え方です。
この状態で「排気を抑制」(無理やり)しても、サイクロン上に設置された強力モーター&ファン(-5)は回り続けています。
排気能力は(-2)だけれども、現実には機械はそのまま(-5)で無駄をしています。
バーナーも多少無駄をしています。
これが排気ダンパーの役目であり、これ以外に工学的に意味はありません。あれば世界がひっくり返る。
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■論理的思考への前準備
フジローヤル3キロでは500g焙煎が出来ます。
そして、5キロ機でも500gから焙煎出来ます。
それならば、プロバット5キロ機でも、それ位の少量でも出来ると推量します。
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上図が、3キロ、5キロも少量出来る理由です。(解説省略)
(a)はそれほど変わらないなら、スプーンで掬えるわけです。
プロバットは多少スプーンの位置が違いますから、そこは実際にやるしかない。
(a)はそれほど変わらないなら、スプーンで掬えるわけです。
プロバットは多少スプーンの位置が違いますから、そこは実際にやるしかない。
PROBATで500gから焙煎する為には、500g焙煎を5キロの燃費で回さないことです。
■その為にすべきこと
インバーター制御です。
これで今までの60HZ(関東は50HZ)を、0~90HZ(120hz)まで無断階に強さを調整しながら運転します。
500gでは30hzで排気すれば、例としてそれが(-2)なら焙煎は(+3)以上であれば温度上昇するわけです。
シリンダー回転数は、変わりません。
電気もガスも、半分以下で焙煎出来ます。
結論:プロバットは5キロ機でも、500gから焙煎可能
■注意事項
普通に設置しても動きません。
この馬鹿ブログをお読みになって同じ事を試みても、結局、安全装置が作動してプロバット焙煎機が止まってしまいます。
苦情は一切お断りします。
この馬鹿ブログをお読みになって同じ事を試みても、結局、安全装置が作動してプロバット焙煎機が止まってしまいます。
苦情は一切お断りします。
■Synchronized Coffee Roasting
当り前過ぎて書くまでもないことですが、「焙煎中」に「排気ダンパー」を操作した瞬間にシンクロしなくなります。けれど、1分ごとに温度を記入してる人には、まず理解出来ないと思います。
プロが1分ごとに温度記入することはまずありません。
それで寸分の狂いのない焙煎が出来ます。 これも最初に騙されると出来なくなります。
書いてる意味も理解出来ないでしょう。
今後の焙煎講座では、そこも見て貰うことにします。
■受講者の方に、世界中で通用する焙煎理論を
当コーヒー講座の最後にプロバットを操作して貰うのは、ご自身にその証明をして貰う為です。
どんな焙煎も、科学の常識を超えることはありません。
「排気ダンパー」で味が変わるなら、ダンパーをピザ屋に、石焼イモ屋に売れば良いでしょう。
きっと殴られます。
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本当の焙煎が出来れば、今までの多くの焙煎業の友人を無くすことになります。原因はもう
話が合いません。笑
しかし、世界と勝負出来ます。
■特別にお教えしますわ・・・
フジローヤルの焙煎機は、非常に優れたベストセラー機で、何十年も使い続けることが出来ます。そして、日本製の優れたアイデアとして、他国製品にはない特徴があります。
それは、一つのモーターで二つの役目をするです。
焙煎と冷却を、レバーで切り替えます。
資源の乏しい日本の技術力を感じます。
だから特別な操作を「焙煎中」以外で使います。
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写真上を「切替えダンパー」と言います。
こちらは、重要操作ポイントです。これを間違えるとパーです。
当コーヒー焙煎プロ講座では、これを有効に使う為に焙煎中以外で排気ダンパーを操作して効率を上げます。
本当のコーヒー焙煎が分からない人が見ると複雑に排気ダンパーを操作してるように見えるかもしれませんが実際には焙煎中には全く操作をしていないのです。
この講座では焙煎機を分解します。
これがなければ焙煎が絶対に理解出来ません。 絶対です。
■最後に
あなたが本物を知る為には、あなた自身が本物でなければなりません。自然科学の基礎(多少の法則)を理解していなければなりません。
法則には例外がないからです。
コーヒー焙煎だけ通用する法則はありません。
「蒸らし」なんて100%出来ないのです。
「中点」なんて使ってる低脳にはまず理解出来ないのです。