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三重県桑名市多度町香取482-1:珈琲焙煎プロ講座:レバー式エスプレッソマシン講座:電話0594-48-5200

【エスプレッソマシン】のしくみ  番外編

2019-11-17 | ◇エスプレッソマシンのしくみ
エスプレッソマシンは商売道具だということです。しかし、現実は、多くのバリスタにとっては矮小化されたプライドの小道具です。だったら本物のエスプレッソを出せよ。
商売道具は手入れすることが第一ですね。エスプレッソ・イタリアーノで一番気がつくことは、何十年も経たマシンでも本当に綺麗なのです。多くの名店は昔のマシンをずっと使ってます。
ロンドンの本当に美味しいと言われてる店もGAGGIAの最初期のマシンです。ナポリの老舗も殆ど古いマシンのままです。レバーマシンです。
最新機は色々変化させることが出来ますが、古いマシンでも別の抽出パラメーターも変化させれば可能ですし、第一、既に決めた味を度々変える意味はない。
ベーシックな良いマシンは大き目のシングルボイラーで単純な構造です。
こっちの方がトータルで良いエスプレッソが出ます。申し訳ないです。事実です。
【設置方法】
イタリア: ほとんど壁側置きです。バリスタの一つ一つの動作やマシンの状態が、お客さんから常にマル見えです。
だから、動作毎に拭き上げています。コーヒーの粉なんて付いてません・
日本:アメリカ:
カウンター置き(操作がカウンター内側)で、アルバイトが下手な操作をしても何をしても見えません。手入れもしなくても、汚れてもお客様からは見えません。ここが決定的に違います。
【グラインダー】
理(つまり道理)に適ってるか?これこそが最良の方法といえるのは、その状況によって変化します。
イタリア:1分間で何杯も注文が入ります。DOSER付(挽き溜めの装置)が必需です。これは6Pチーズのように6部屋に分かれていて、1回操作で1回分です。(分量は調整出来ます。)カチャで終わり。
これは日本では全く場違いなモノですが、平気で売ってます。
日本 :必要なのは、オンデマンド方式:1回1回に「挽きたて」をグラインドするインスタントとも呼ばれるグラインダーが最適です。
オーダー毎に。カチャカチャカチャカチャカチャカチャとドーサーをやってるのは、事実、全く間違った使用法ですが、教える側の先生がそんな事してるのが日本の状況です。大笑いです。
【コーヒー豆】
イタリア:最低5種のブレンドです。 コーヒーが各々持つ特徴を考えブレンドします。
南イタリア:ロブスタ必須です。
北イタリア:最近はアラビカ種100%の店も多い。
日本:何故かシングルを「酸っぱく」出して喜んでいます。 いいですか、シングルの特徴なんてのは、出す側はとって当然判り切った事なのです。お客さんも1回飲めば理解出来ます。そこからどうするか?です。だからブレンドです。圧倒的に美味いのはブレンドです。
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イタリア:殆どの注文がいわゆる「エスプレッソ」です。それ以外はアルコール系です。(高級店は特に)
日本:ラテ(ミルク)系です。要するにミルク・コーヒー(カフェラテ)です。ここに大人の文化はないです。ここに何か乗っけて喜んでいます。
まあ、商売ですから儲かれば良いのですけど、それでアンタ、エスプレッソを語られても何か違うと思うでしょ?これは仕方ない。
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日本のバリスタが何が間違ってるって、性能が悪い某メーカーを【最高】だと本気で思ってることです。(笑)この評判も結局アメリカから

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