私はバレエが大好きなんですが、観るだけではどうにも我慢できず、一時期老体にムチ打ってバレエを習っていたことがあります。
一昨日歌舞伎を観に行って、そのときのバレエの先生のお話を思い出しました。
踊りって宗教に基づいているんですって。
例えばキリスト教をはじめとする西洋の宗教は「死んだら天に召される」っていう教えですよね。
一方東洋の宗教は「死んだら土に返る」という教え。
バレエなど西洋の踊りは、つま先で立ったり、高く飛んだり、リフトしたりの空中動作というか、空へと向かう動作が多いと思うんです。
日本舞踊や歌舞伎はひざを曲げて腰を落として、摺り足などの文字通り地に足をつけた動作が多いですよね。
それまでそんなことを考えて見たことがなかったので、この話を聞いたとき「なるほどな~」って、私、妙に感心してしまいました。
それにしても歌舞伎って、誰かがセリフをしゃべってるときは他の人は微動だにしないんですね。
ビクとも動かないからびっくりした。
それと、太刀持ち役の小学生位の子が睡魔と闘っている姿がけなげで、太刀がグラグラ揺れる度に「頑張れ~」と思わずにはいられませんでした。
快食…
快眠…
快便…
今日の夕飯…豚肉のしょうが焼き、3日目のカレー、白菜の漬物、かき玉中華スープ(しいたけ、ほうれん草)、ご飯、海苔の佃煮、緑茶