ひろポンの“わたしにも作れますぅ” 

60’sオヤジのブログへようこそ。模型、モータースポーツ、イラストなどクルマと乗り物を中心に気ままに書いていきます。

ライカ・スーパースポーツ・フェスティバル 

2009-11-17 | Motorsport
ちょっと懐かしい画像をご紹介します。
ちょうど19年前、90年の11月18日、岡山県のTIサーキット英田(現岡山国際サーキット)の
オープニングイベントとして開催された、RAIKA T&Iスーパースポーツ・フェスティバル。

イギリスのDavid Piperらが中心となって、欧州で開催されているヒストリックイベント
INTERNATIONAL SPORT PROTOTYPESが日本にやってきました。
これは純粋なレースイベントではなく観客と参加者が楽しむエンターテイメント的な催しです。

出来たての英田はFIAの認可が下りていなかったため、このイベントは競技というより
エキシビジョンになってしまったのは惜しまれますが、それでも集まったプロトタイプスポーツの
数々はマニアにとってたまらないものでした。

雑誌の告知で知って、これは何としても駆けつけねば!と友人と前日から大阪に宿泊し
朝イチの新幹線で岡山へ。
F1パシフィックGPが開かれる4年前で、まだ出来たてホヤホヤのサーキットは
山陽本線の小さな駅から山道をどんどん登っていった先の、突然開けたところにありました。

招待された地元の方達も沢山いて、とてものどかな雰囲気。
サポートイベントとしてブガッティとフェラーリの走行会も開かれました。

スターリング・モス、リチャード・アトウッド、デヴィッド・ホッブス、ブライアン・レッドマン
ジョナサン・ウイリアムズ、ルイジ・キネッティ…といった名ドライバーやケン・ティレルらが勢揃い。

オープニングセレモニーで“鉄人”ポーズのパイパー。
空に上がった風船を追っています(笑)



小柄なスターリング・モス。しかしオーラは凄い。今年80歳です。



ホンダF1にも乗りスポーツカー、インディーカー、F5000と多才な職人
デヴィッド・ホッブス。



大好きな渋いオジサン2人、リチャード・アトウッド(左)とブライアン・レッドマン。
ホントに良いドライバーですね…。



パドックには60~70年代レーシングプロトがずらり。
グリーンと赤の917K、グリーンの22番は69日本GP、生沢の71年富士マスターズ優勝マシンです。



ショートテール908、LHもいいけれどこっちも大好き。



マトラMS650、残念ながらエンジンをマトラが売ってくれなかったとかでDFVを積んでいました。



アルファロメオT33/3。エンジントラブルで走れず、残念。



71年ペンスキーチームが走らせた512M。いい音だったなあ。



そして一番お目当てのフォードP68。これを見るために行ったと言っても過言ではありません。
写真でしか見たことのなかった本物に会えて以来、こいつにはまってしまいました。
ブライアンレッドマンがドライブ。



他にも910、パイパーのP4レプリカ、250LM、GT40などなど。
続きはまた次回…。