猫のコールがわが家に来て、もう50日経っただろうか。これは実感としては「エッ、まだそんなもん?」と思うように、もっと以前からだったような気がしている。それほど<たちまちの内に>コールは家族になった。
コールもこの間成長して、やたら胴体が長くなったような気がする。子猫からいたずらガキへと変身中。それよりも一番気づくのは、家族への執着、こだわりを強く感じる。
私たちが出かけようとすると、まず運動会をして用便を済ませ、次に玄関先で待機して「ぼく、連れて行ってもらえるの?」と心配する。連れて行ってもらえるとわかると、移動用のカゴにもすんなり入る。そして車では写真のように、「るんるん、車外の景色が楽しい」ようだ。そのほかどんな時間でも、たとえば苦手なお風呂でも、人と一緒の所に居ようとする。
コールではないが、生きるものには、所属欲という基本的な欲求がある。食欲や睡眠欲のレベルの強い欲求である。コールと私たちはとても幸せな家族に属している。人もまたどこに所属するかが、大きな違いである。真の所属、決して奪われることのない所属は、魂と霊の拠り所であって、それは十字架のイエス・キリスト以外にはないのだが・・・・。 (ケパ)