ディズニーの最新作「トゥモローランド」を観た。
観ているうちに、なんだか以前観たような・・・気がしてた・・・そうだ!「ネバーエンディング・ストーリー」とよく似ている。違うのは乗り物とピンバッジとか、そういう現代風の舞台設定だ。そしてなぜかわからないが、ラストのピンバッジの大量生産だった。しかし、ディズニーらしい、未来を信じる明るさで、安心しておすすめできる映画である。
ただ、あえてより理解を深めるためなのだが、和魂洋才と言い、その中核であるキリスト教という魂を取り除いたこの国民にとって、善悪の2大世界の対決、それぞれの国がこの世をめぐって熾烈な奪い合いの戦いをする、このことがよく分からないのではないかと思う。我が国の文化では、悪人に見えても案外良いところが見えて来たり、なんだかんだと一緒に混ぜてすき焼きにして、それでご馳走さん、そういう人間性の扱いとは明らかに異なるからだ。生きる者と滅びる者とが明確なのだ。
どうしても宗教の話になるのだが、これは人間をめぐっての神とサタンの対決、必ず人がどちらかを選び行かなければならない天国と地獄の二つの国。この世界観の有る無しからくる。だからハリウッドの映画を観ても、多くの日本人は善悪がハッキリし過ぎて、イマイチしっくり来ないはずだ。しかし彼らには二つの世界を現実のものとして捉えているので、リアリティー感が強い。
一つ気になるのはこの映画、ピンバッジを与えられるのは、「夢をあきらめない」選ばれし者だ。それが私は気になる。一体誰がそれを映画のように数値化し、序列をつけられるのだろうか?こんなことを気にするなんて、バカバカしい興ざめの話ではあるのだが・・・ ケパ
観ているうちに、なんだか以前観たような・・・気がしてた・・・そうだ!「ネバーエンディング・ストーリー」とよく似ている。違うのは乗り物とピンバッジとか、そういう現代風の舞台設定だ。そしてなぜかわからないが、ラストのピンバッジの大量生産だった。しかし、ディズニーらしい、未来を信じる明るさで、安心しておすすめできる映画である。
ただ、あえてより理解を深めるためなのだが、和魂洋才と言い、その中核であるキリスト教という魂を取り除いたこの国民にとって、善悪の2大世界の対決、それぞれの国がこの世をめぐって熾烈な奪い合いの戦いをする、このことがよく分からないのではないかと思う。我が国の文化では、悪人に見えても案外良いところが見えて来たり、なんだかんだと一緒に混ぜてすき焼きにして、それでご馳走さん、そういう人間性の扱いとは明らかに異なるからだ。生きる者と滅びる者とが明確なのだ。
どうしても宗教の話になるのだが、これは人間をめぐっての神とサタンの対決、必ず人がどちらかを選び行かなければならない天国と地獄の二つの国。この世界観の有る無しからくる。だからハリウッドの映画を観ても、多くの日本人は善悪がハッキリし過ぎて、イマイチしっくり来ないはずだ。しかし彼らには二つの世界を現実のものとして捉えているので、リアリティー感が強い。
一つ気になるのはこの映画、ピンバッジを与えられるのは、「夢をあきらめない」選ばれし者だ。それが私は気になる。一体誰がそれを映画のように数値化し、序列をつけられるのだろうか?こんなことを気にするなんて、バカバカしい興ざめの話ではあるのだが・・・ ケパ