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その疑問とは、嵐で今にも舟が沈みそうな中、イエス様が寝ておられたことだ。いくら何でもこれはあり得ないことではないか。大揺れの小舟の中、湖水が大波で浸水し舟が沈みかけているのに、それでもまだ寝てるなんて・・・・だいたい衣服もずぶ濡れなのだろうし・・・・と。
この疑問を解いたのが、ノフ・ギノサールと言うガリラヤ湖畔にあるキブツの舟の博物館である。ガリラヤ湖の湖水面がかつて非常に下がった年があって、その時姿を現した湖底から約二千年前の小舟が発見されたのだ。それはちょうどイエス様の時代にあたり、舟の形もまさに聖書の内容を裏付ける物だった。(これは博物館の舟を元に私がイラストしたもの)
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これで見ると、舳先ととも(艫=船尾)には板が張ってあって、浸水しても濡れないのだ。そして通常襲って来る嵐の波には先端の舳先を向けるから、ともは一番安定して揺れない場所だった。舟の中ほど、弟子たちが居た所は水が入って大変だったのだが。なるほど、聖書は真実である。(イエス様が風と湖に命じているところ)
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こうしてみると、聖書は確かに何一つ嘘や偽りがない、正真正銘の神の言葉であることが分かる。従って、聖書を信じない者は聖書が言っているとおりの大変なことに陥る。だから、福音を語るのはたとえ迫害されようと、愛であり、使命なのだ。
ケパ