Happyday of LUCKY

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ロイヤルエンフィールドの甘いワナ

2012年12月23日 | Life
18歳からバイクに乗りはじめ、これまで30年以上いろんなバイクに乗ってきた。
なかでも印象深いのは30歳半ばに乗っていたハーレーダヴィッドソンFLHRだ。
バイク好きはスピード派とのんびり派に分かれると思うけど、後者ならまちがいなくハーレーがおもしろいと思う。
圧倒的なパワーとあの鼓動感は一度乗ったら忘れられない。
現在はおとなしくカワサキのエストレアに乗っている。
単気筒250ccの非力なバイクだが、のんびり走るには不足はない。



どういうわけか、わたしのまわりでバイク熱が発症または再発した人間が増えている。
そんな病人の一人Kさんの誘いで、バイク屋筋のある店へいった。そこにある中古バイクを見るためである。
彼が店主と話こんでいるあいだ、わたしは奥にあるめずらしいバイクを見ていた。
それはロイヤルエンフィールドというインド製のバイクで、大阪でというか日本で見るのははじめてだ。
もともとはイギリスの会社であったが倒産して、インド工場が本社となり現在にいたっている。

店のまえに「ロイヤルエンフィールド展示試乗会」という幟があったので、「これ、エンジンかけてもらえるのですか?」と聞くと、一つ返事で「ああ、いまかけるから、乗ってみる?」と店主がいった。
ええっ、ホントに? こいつはヤバいぞ。



ビッグシングル(単気筒500cc)のトルク感はなかなかのもので、軽いクラッチをミートすると気持ちよくスピードがのっていく。
ほんの数100メートルほどしか走っていないが、時速60キロくらいでもたのしくて、自然と笑顔になってしまった。
パタパタという軽い音も心地よい。
ホントはもっとすごい音がするのだけど(インドで走ってるエンフィールドはえげつない音だ)、日本の排ガス規制でサイレンサーが長くなってるらしい。
ま、このくらいでおとなしく走るのもいいかもしれない。

もともとエンフィールドは右足に4速のチェンジレバー、左足にブレーキペダルが付いていて、慣れないと運転できない。
でもこれは最新のモデルで、右にブレーキ、左に5速のチェンジで普通のバイクと同じ。
そのうえセルスターターまで付いてるから、だれにでも簡単に乗れる。
昔のモデルにも乗ってみたいが、こんなにおもしろいバイクが新車で手に入るなら、これもアリか。
ハーレーほど強烈な乗り味はないけど、50歳代のオヤジがのんびり走るには排気量も車格も手ごろな大きさだろう。
って、もう買う気になっている? ああ、まんまとワナにはまってしまった。

ロイヤルエンフィールドのウェブサイト

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