フィンランド旅行五日目。

フィンランド旅行に出るまえに見た「かもめ食堂」で、こんな会話のやりとりがある。
マサコ「ボーッとするってけっこう難しくないですか」
サチエ「難しいですよね。ついいろいろ考えちゃいますもんね」
マサコ「この国の人はどうしてこんなにゆったりのんびりしているように見えるんでしょうか」
ミドリ「さあ?」
ヒルトネン「森。森があります」
このあとマサコはひとりで森へいくのだが、きょうはこのシーンを撮影した場所「ヌークシオ国立公園」へいく。
ヘルシンキの中央駅から普通列車に乗り、エスポーまで約1時間。そこからハウカラメンティーへバスで約30分。
バスの運転手に教えてもらった細い山道を20分くらい歩くと、ヌークシオ国立公園の入口に到着。
入口といっても料金所やゲートなどはなく、ただルートを示す看板と道しるべが立っているだけ。なんともそっけない。
つまり自由に入って自由に歩けばいいみたい。駐車場も当然タダだから、地元の人たちはみんな車で来てるようだ。

ルートマップによると主要なコースは三つあって、それぞれに枝道があり、くっついたり離れたりしながら公園内を網羅している。
わたしはつぎのバス停のある場所まで縦断するカッティラというルートを歩くことにした。
園内には小さな湖がいくつかあって、その湖畔にはバーベキューのできる場所がある。薪まで置いてあって、それらを自由に使ってもいいようだ。じっさい家族連れの人たちがバーベキューをたのしんでいたし、子どもたちは湖で泳いでいた。
ここは日本の国立公園のイメージとはまったくちがって、本当に自由である。
でも裏返せば、管理者が常駐しているわけではないから、なにか起こったときは自己責任でなんとかしないといけない。
ゴミ一つ落ちていない道を歩いていると、ここへ来る人たちの意識の高さがよくわかる。

フィンランド旅行に出るまえに見た「かもめ食堂」で、こんな会話のやりとりがある。
マサコ「ボーッとするってけっこう難しくないですか」
サチエ「難しいですよね。ついいろいろ考えちゃいますもんね」
マサコ「この国の人はどうしてこんなにゆったりのんびりしているように見えるんでしょうか」
ミドリ「さあ?」
ヒルトネン「森。森があります」
このあとマサコはひとりで森へいくのだが、きょうはこのシーンを撮影した場所「ヌークシオ国立公園」へいく。
ヘルシンキの中央駅から普通列車に乗り、エスポーまで約1時間。そこからハウカラメンティーへバスで約30分。
バスの運転手に教えてもらった細い山道を20分くらい歩くと、ヌークシオ国立公園の入口に到着。
入口といっても料金所やゲートなどはなく、ただルートを示す看板と道しるべが立っているだけ。なんともそっけない。
つまり自由に入って自由に歩けばいいみたい。駐車場も当然タダだから、地元の人たちはみんな車で来てるようだ。



ルートマップによると主要なコースは三つあって、それぞれに枝道があり、くっついたり離れたりしながら公園内を網羅している。
わたしはつぎのバス停のある場所まで縦断するカッティラというルートを歩くことにした。
園内には小さな湖がいくつかあって、その湖畔にはバーベキューのできる場所がある。薪まで置いてあって、それらを自由に使ってもいいようだ。じっさい家族連れの人たちがバーベキューをたのしんでいたし、子どもたちは湖で泳いでいた。
ここは日本の国立公園のイメージとはまったくちがって、本当に自由である。
でも裏返せば、管理者が常駐しているわけではないから、なにか起こったときは自己責任でなんとかしないといけない。
ゴミ一つ落ちていない道を歩いていると、ここへ来る人たちの意識の高さがよくわかる。
日本の湖は泳げる所でも泳げない、普通に「遊泳禁止」です。最近では飲料用水道の水源だから釣りも禁止。理解できません。自然の中では「自己責任の自己判断」で行動しないとのんびり遊べない。
このブログを読んで「フィンランドいつか行きたい」と思い始めています。
フィンランドはそれほど詳しくなかった(というかぜんぜん知らなかった)のですが、行ってみると期待以上にとてもいいところでした。
消費税が高いので、滞在費がけっこうかかりますが、ぜひいつか行ってみてください。
僕は今度は冬にオーロラを見に行きたいと思っています。
フィンランドの代表的作家といえば、トーベ・ヤンソンですが、彼女について森下圭子さんと重松清さんが対談しています。
ここに現在のフィンランドを知る手がかりがありますよ。
http://www.1101.com/tove_jansson/index.html