写真学校で学ぶことの意義の一つは、スタジオを使えることだ。
ふつうの写真愛好家であったわたしは、この学校に入ってスタジオ撮影のたのしさを知った。
すなわち、それまで光といえば太陽がすべてだったのに、大型ストロボによって自分で光をつくることを学んだのだ。
さらにそのスタジオでの経験が屋外での撮影にも反映され、太陽を一つの光源として捉えられるようになった。
それによって写真表現の幅が広がり、アマチュアのころとはまったくちがった写真が撮れるようになった。
きょうはそのスタジオで大型ストロボを使った授業をする。
すでにほかの先生の授業で大型ストロボを使っているそうなので、使い方の説明は復習のような形で簡単にすます。
だが、きのうまでの修学旅行の疲れが残っているせいか、いつもの調子がまったく出ない。
大切なポイントを何度もいい忘れて、補足説明のようなことばかりしてしまう。
ああ、最悪。
授業の後半は3グループに分かれて、じっさいに撮影する。
大型ストロボの撮影ではシンクロコードをつないだカメラでしか撮影できないので、ほかの人はモデルをやったりアシスタントをしながら撮影している人をフォロー。
生徒たちを見ていると、写真を撮るってこんなに楽しいのかというくらい、じつに楽しそうだ。
そんな様子を見てるわたしも楽しいのだが、同時にいろいろ気になる点も見えてくる。
それはまた来週の授業で生徒たちに伝えようと思う。
とにかくできるかぎり自主研修の時間にスタジオに入って、自分の光を見つけることが上達の近道だ。
ふつうの写真愛好家であったわたしは、この学校に入ってスタジオ撮影のたのしさを知った。
すなわち、それまで光といえば太陽がすべてだったのに、大型ストロボによって自分で光をつくることを学んだのだ。
さらにそのスタジオでの経験が屋外での撮影にも反映され、太陽を一つの光源として捉えられるようになった。
それによって写真表現の幅が広がり、アマチュアのころとはまったくちがった写真が撮れるようになった。
きょうはそのスタジオで大型ストロボを使った授業をする。
すでにほかの先生の授業で大型ストロボを使っているそうなので、使い方の説明は復習のような形で簡単にすます。
だが、きのうまでの修学旅行の疲れが残っているせいか、いつもの調子がまったく出ない。
大切なポイントを何度もいい忘れて、補足説明のようなことばかりしてしまう。
ああ、最悪。
授業の後半は3グループに分かれて、じっさいに撮影する。
大型ストロボの撮影ではシンクロコードをつないだカメラでしか撮影できないので、ほかの人はモデルをやったりアシスタントをしながら撮影している人をフォロー。
生徒たちを見ていると、写真を撮るってこんなに楽しいのかというくらい、じつに楽しそうだ。
そんな様子を見てるわたしも楽しいのだが、同時にいろいろ気になる点も見えてくる。
それはまた来週の授業で生徒たちに伝えようと思う。
とにかくできるかぎり自主研修の時間にスタジオに入って、自分の光を見つけることが上達の近道だ。
女性のポートレートを撮影するときはグラデーションとコントラストは、はっきりしたほうがいいでしょうか?
また、奥行き感を出すときは、暗いほうが手前で明るいほうが後ろのほうがいいんでしょうか?(それとも逆なのか?)
女性だからやわらかい光でとか、男性は硬い光だという決まりはありません。
女性でも硬い光でコントラストをつけて撮る場合もあるし、男性でも光をまわして影がつかないような撮り方をする場合もあります。
その写真でどんなイメージを表現するかによって、光の使い方が変わってくるということです。
奥行き感についても同様で、背景が明るいから奥行きが出るというわけではなく、被写体との距離や絞り値によっても奥行き感は変わってきます。
いまキミたちに必要なのはいろいろな写真を見て、その写真のように撮るにはどのようにすればいいのかを考えながら撮ることです。
イメージと撮り方とを結びつける練習が大切です。