寝不足のからだにムチ打って、朝7時に家を出る。本日はB写真館のヘルプでC保育園の発表会の撮影。
はじめての場所なので、なにがあっても対応できるように多めの機材と三脚をもっていく。
園に着くとまず会場に入ってカメラ位置をたしかめる。
とても細長い教室で短辺をステージにつかうので、前半分は座り、後ろ半分は立ち見になっている。
わたしは立ち見席の最前列の左手から撮る。もう一人のカメラマンは座り席の右手最前列から。
さらにビデオ屋さんが二人入るので、狭いうえに死角ができて撮りにくそう。
さて、発表会がはじまり、合唱や合奏、劇などをどんどん撮っていく。
あっという間にさいごのプログラム、年長組による劇「王さまと九人のきょうだい」になる。
これは中国のふるい民話で、双子ならぬ九つ子が暴君の王さまをまいらせる話。
九つ子なので顔や姿はそっくりだが、一人ひとりに特徴がある。その特徴をいかして王さまのくりだすあの手この手をかいくぐり、さいごには王さまが降参する。
5歳の子どもたちがじつに楽しそうに生きいきと演じていたので、撮影しながらも非常にたのしめた。
場面転換がとてもスムースで、話がテンポよく進んでいく。演出もしっかりしてるし、大道具もうまく作ってある。
とくに「ぶってくれ」の出る場面で、白い幕の後ろからライトをあてて影絵のように見せる演出は最高だった。
指導する保母さんのなかに本格的な演劇経験のある人がいるのではないか。
いままでいろいろな発表会の撮影をしてきたけれど、きょうほどよくできた劇は見たことがない。じつにすばらしかった。
撮影をおえて、一路京都へ向かう。
中京区にあるアートスペースMEISEIで開催中の「現代日本画の試み展」を見にいく。
去年この展覧会を見たときに、日本画の表現の多様さに魅せられたので、きょうもどんな作品があるのかたのしみだ。
毎年、出品しているHさんの作品は2点。一つは貝殻と小石をモチーフにした作品で、もう一つは月夜に小舟が浮かぶ幻想的な作品だ。
貝殻の作品は彼女の撮る写真に重なるイメージで、シンプルであたたかい感じのする小品である。
小舟の作品はよく見ると小舟のうえに小さな木々が乗って(生えて?)いて、小さく見えていた舟が急に大きく見えたりするトリッキーなおもしろさがある。
また絵のタイトルがとてもステキで、絵とうまく結びついて、ちょっとふしぎな彼女の世界観をあらわしている。そのタイトルは「今夜もしずかに舟はすすむ」。(だったと思うが、まちがってたらごめんなさい)
京都での開催はあしたまで。来週は大阪西成区の寿光寺でやってます。
久しぶりの京都は師走とは思えない、やさしい光があふれていた。
はじめての場所なので、なにがあっても対応できるように多めの機材と三脚をもっていく。
園に着くとまず会場に入ってカメラ位置をたしかめる。
とても細長い教室で短辺をステージにつかうので、前半分は座り、後ろ半分は立ち見になっている。
わたしは立ち見席の最前列の左手から撮る。もう一人のカメラマンは座り席の右手最前列から。
さらにビデオ屋さんが二人入るので、狭いうえに死角ができて撮りにくそう。
さて、発表会がはじまり、合唱や合奏、劇などをどんどん撮っていく。
あっという間にさいごのプログラム、年長組による劇「王さまと九人のきょうだい」になる。
これは中国のふるい民話で、双子ならぬ九つ子が暴君の王さまをまいらせる話。
九つ子なので顔や姿はそっくりだが、一人ひとりに特徴がある。その特徴をいかして王さまのくりだすあの手この手をかいくぐり、さいごには王さまが降参する。
5歳の子どもたちがじつに楽しそうに生きいきと演じていたので、撮影しながらも非常にたのしめた。
場面転換がとてもスムースで、話がテンポよく進んでいく。演出もしっかりしてるし、大道具もうまく作ってある。
とくに「ぶってくれ」の出る場面で、白い幕の後ろからライトをあてて影絵のように見せる演出は最高だった。
指導する保母さんのなかに本格的な演劇経験のある人がいるのではないか。
いままでいろいろな発表会の撮影をしてきたけれど、きょうほどよくできた劇は見たことがない。じつにすばらしかった。
撮影をおえて、一路京都へ向かう。
中京区にあるアートスペースMEISEIで開催中の「現代日本画の試み展」を見にいく。
去年この展覧会を見たときに、日本画の表現の多様さに魅せられたので、きょうもどんな作品があるのかたのしみだ。
毎年、出品しているHさんの作品は2点。一つは貝殻と小石をモチーフにした作品で、もう一つは月夜に小舟が浮かぶ幻想的な作品だ。
貝殻の作品は彼女の撮る写真に重なるイメージで、シンプルであたたかい感じのする小品である。
小舟の作品はよく見ると小舟のうえに小さな木々が乗って(生えて?)いて、小さく見えていた舟が急に大きく見えたりするトリッキーなおもしろさがある。
また絵のタイトルがとてもステキで、絵とうまく結びついて、ちょっとふしぎな彼女の世界観をあらわしている。そのタイトルは「今夜もしずかに舟はすすむ」。(だったと思うが、まちがってたらごめんなさい)
京都での開催はあしたまで。来週は大阪西成区の寿光寺でやってます。
久しぶりの京都は師走とは思えない、やさしい光があふれていた。