きょうは大阪・淀川市民マラソンの日である。
この大会はフルマラソンの部のほか、ハーフと10キロの部があるが、わたしはハーフマラソンに出る。
このところ、あまり練習できていないので、きょうは練習のつもりでゆっくり走ろうと思う。
きのう、受付に来たとき、Qちゃん(高橋尚子さん)が特設ステージでトークイベントをしていた。
現役時代、彼女はマラソン出走の6時間まえには起きて、2時間ほどかるい練習をしてから本番を走っていたという。
6時間まえということは、きょうの大会でいえば午前3時だ。それから2時間も練習だなんて、それだけでバテてしまう。プロランナーってすごいな。
「大会のまえの夜って興奮してなかなか寝付けないでしょ。でも、大丈夫。一晩くらい寝なくてもマラソンは走れますよ」とQちゃんは笑顔で言ってたけど、大丈夫なわけがないよね。わたしたち素人ランナーには。
さて、9時ちょうどに花火が打ち上がり、ハーフマラソンの部がスタートした。
スタート地点でQちゃんが「がんばってくださーい。楽しんでくださいね」とみんなに手を振って、応援してくれる。
わたしは会場入りが遅かったので、うしろから2つめのEエリアからのスタート。号砲の3分後、やっとスタート地点にたどり着いても、なかなか前にすすまない。なので、最初の5キロは33分41秒もかかった。
きょうのコースは、ふだん通ることのできない毛間の河口堰を通って左岸から右岸へわたる。
7キロくらい走ったあたりから、ふだんのペースで走れるようになり、10キロ地点までの5キロは28分47秒だった。1キロ平均5分45秒はわるくないペースだ。
着地の感触だけに意識をはらいながら足を運んでいく。
折り返し地点のすこし手前では、和太鼓の演奏がランナーを励ましている。太鼓のリズムっていいね。なんだか力が湧いてくる。
ほかにも沿道で中学生のブラスバンドが演奏していたり、幼稚園児たちが(なぜか日の丸を振って)応援してくれるので、調子よく走れた。
15キロ地点までの5キロはさらにペースが上がり27分26秒で、1キロ5分29秒ペース。
だが、18キロを越えたあたりから右足のふくらはぎに違和感が出てきた。やばい、つりそう。
痛みをおさえながら走っていると、あと1キロという地点でQちゃんが「あと少し、がんばって!」と右手を出して出迎えてくれた。
わたしも右手を出してタッチすると不思議な力がみなぎり、それから猛烈なスピードで走ってゴールすることができた。
さいごの1キロと975メートルはきょう最速の5分40秒(1キロ平均5分10秒!)であった。Qちゃん、ありがとう。
ゴール後、完走証をもらった。記録は2時間6分20秒。ネットタイム(スタート地点を通過した時点からのタイム)は2時間4分2秒だった。
2時間を切りたかったけど、まあ、楽しめたのでよしとするか。
ちなみに高橋尚子さんが2001年のベルリンマラソンで樹立した世界新記録(当時)の2時間19分46秒は、1キロ平均では3分18秒。プロの速さって圧倒的です。
この大会はフルマラソンの部のほか、ハーフと10キロの部があるが、わたしはハーフマラソンに出る。
このところ、あまり練習できていないので、きょうは練習のつもりでゆっくり走ろうと思う。
きのう、受付に来たとき、Qちゃん(高橋尚子さん)が特設ステージでトークイベントをしていた。
現役時代、彼女はマラソン出走の6時間まえには起きて、2時間ほどかるい練習をしてから本番を走っていたという。
6時間まえということは、きょうの大会でいえば午前3時だ。それから2時間も練習だなんて、それだけでバテてしまう。プロランナーってすごいな。
「大会のまえの夜って興奮してなかなか寝付けないでしょ。でも、大丈夫。一晩くらい寝なくてもマラソンは走れますよ」とQちゃんは笑顔で言ってたけど、大丈夫なわけがないよね。わたしたち素人ランナーには。
さて、9時ちょうどに花火が打ち上がり、ハーフマラソンの部がスタートした。
スタート地点でQちゃんが「がんばってくださーい。楽しんでくださいね」とみんなに手を振って、応援してくれる。
わたしは会場入りが遅かったので、うしろから2つめのEエリアからのスタート。号砲の3分後、やっとスタート地点にたどり着いても、なかなか前にすすまない。なので、最初の5キロは33分41秒もかかった。
きょうのコースは、ふだん通ることのできない毛間の河口堰を通って左岸から右岸へわたる。
7キロくらい走ったあたりから、ふだんのペースで走れるようになり、10キロ地点までの5キロは28分47秒だった。1キロ平均5分45秒はわるくないペースだ。
着地の感触だけに意識をはらいながら足を運んでいく。
折り返し地点のすこし手前では、和太鼓の演奏がランナーを励ましている。太鼓のリズムっていいね。なんだか力が湧いてくる。
ほかにも沿道で中学生のブラスバンドが演奏していたり、幼稚園児たちが(なぜか日の丸を振って)応援してくれるので、調子よく走れた。
15キロ地点までの5キロはさらにペースが上がり27分26秒で、1キロ5分29秒ペース。
だが、18キロを越えたあたりから右足のふくらはぎに違和感が出てきた。やばい、つりそう。
痛みをおさえながら走っていると、あと1キロという地点でQちゃんが「あと少し、がんばって!」と右手を出して出迎えてくれた。
わたしも右手を出してタッチすると不思議な力がみなぎり、それから猛烈なスピードで走ってゴールすることができた。
さいごの1キロと975メートルはきょう最速の5分40秒(1キロ平均5分10秒!)であった。Qちゃん、ありがとう。
ゴール後、完走証をもらった。記録は2時間6分20秒。ネットタイム(スタート地点を通過した時点からのタイム)は2時間4分2秒だった。
2時間を切りたかったけど、まあ、楽しめたのでよしとするか。
ちなみに高橋尚子さんが2001年のベルリンマラソンで樹立した世界新記録(当時)の2時間19分46秒は、1キロ平均では3分18秒。プロの速さって圧倒的です。