8月3日(月)鳥海山(2237m)に行ってきた、2度目の挑戦になる。
2010年7月ツアーで鳥海山へ、大平山荘(吹浦口)から登った。
朝から、合羽のフィールドテストをしているような雨。
御浜小屋まで行って、鉾立へ下山した経緯にある。
:鉾立
22:30 バスで酒田駅へ、で象潟(きさがた)駅、で 9:25鉾立着。
鳥海山大きな山だ、コースも5~6ある。
代表的ルートといわれる、鉾立~鳥海山を大物忌神社小屋泊りでピストンしてきた。
名山と呼ばれるにはいろいろの見地があるが、山容秀麗という資格では、鳥海山は他に落ちない。
眼路限りなく拡がった庄内平野の北の果てに、毅然とそびえ立ったこの山を眺めると、
昔から東北第一の名峰とあがめられてきとことも納得できる。
東北地方の山の多くは、東北人の気質のようにガッシリと重厚、時には鈍重という感じさえ受けるが
鳥海にはその重さがない。颯爽としている。
酒田あたりから望むと、むしろスマートと言いたいほどである。
それは鳥海が連嶺の形をなさず、孤立した一峰であるところにも基因する。
(日本百名山:鳥海山より)
:登山口
:鉾立展望台
9:40 鉾立展望台(遊歩道あり)雲で何も見えない。
:クサレダマ :ヤマハハコ :アザミ
:県境
10:00 秋田・山形の県境、秋田ではちょうかいざん、山形ではちょうかいさんと呼ぶそうな。
:ニガナ :コバギボシ :キスゲとハクサンボウフウ
結構風が吹いています、おかげで暑さは和らぎました。
チングルマが咲いていたのはここだけ、後は散っていました。
:オオバキスミレ :イワイチョウ :イワカガミ
:賽の河原
10:40 賽の河原、休憩です。
:御浜小屋
石畳が整備されていますが、これが以外と歩きづらい。
:ダイモンジソウ :キンレイカ :イワショウブ
:トウチソウ :ウメバチソウ :ハクサンフウロウ
:御浜
11:15~30 御浜小屋、周囲はお花畑、早い昼食です。
:ミヤマシャジン(多かった) :クルマユリ :イワベンケイ
「鳥ノ海御浜神社」の祠を守っていたダイモンジソウです。
:鳥ノ海
鳥ノ海(鳥海湖)旧火口です。
:鳥海山は二重式成層の活火山(ランクB)。
山頂は旧火山と新火山に分かれ、旧火山の火口はこの周囲。
最高点は1801年の噴火によってできた新山で、(享和岳)とも呼ばれる。
新山は1974年に再噴火した。 【日本山名辞典:鳥海山より】
:御田ケ原
霧が出てきました、霊山の雰囲気が匂います。↓
:祠
:八丁坂
霧の中「八丁坂」を下ってきました、振り返るとこんな景色だったんですね。
:七五三掛
12:15 八丁坂を上り返して、掛(しめかけ)です。
:鳥海山
やっと鳥海山が姿を見せました。
:千蛇谷
ここで外輪山と千蛇谷コース分岐です、千蛇谷へ下りました。
:チョウカイフスマ
谷への下りで真打登場です「チョウカイフスマ」
小さな花ですが、風に影響されない強さをもっています。
:千蛇谷
千蛇谷全景です、雪渓を渡るのは「剱岳」以来です。 →外輪山です
お花畑です。
:アオノツガザクラ 後姿です :チョウカイアザミ
この谷の登りで、陽射しがきつくなりました。(背中を押してくれました)
:七高山稜線
外輪山になる「七高山」の稜線が遠く視界に入りました。
:小屋
大物忌神社の屋根が見えます。(もう一息だよK地さん)
:チシマギキョウ :ホツツジと一緒に
14:14 大物忌神社(山小屋)トウチャコ!! 正面に新山が見えます。
:新山へ
新山をやっつけます。
:①
⇒を辿って山頂を目指します。
:②
約20分の歩程ですが、なかなか着きません。
:③
一旦、返します。
:山頂
14:50 鳥海新山頂です。
東側に外輪山、七高山頂です(明日の御来光はここで迎えます)
北西側に遠く「鳥ノ海」が見えました。
下りは七高山側に降りました。(こちらの方が短かった)
:イワブクロ :タカネコウリンカ
:チョウカイフスマ(岩をも砕く元気者のようです)
小屋周囲もお花畑、イワブクロを本州で初めてみました。
:夕食
噂の「大物忌神社」山小屋の夕食です。
日本百名山 97鳥海山 完登
** 下山へ続く