11月23日嵩山(たけやま:群馬県)を歩いてきました。
今回のパーティーは3人、i-kt 隊を組織しました。
嵩山(789m)を紹介します。
群馬県中之条町の低山ですが、山の大部分が岩稜で鎖場も数か所あり、
岩場歩きの練習には、最適の山。
東南面は切り立った岩肌、西北側は豊かな樹海が広がっており、
遠く白根山、四阿山、浅間山の眺望が楽しめる。
古くから、祖先の霊を祀る山を「たけやま」といった。
この嵩山周辺にも縄文遺跡が多く、古代から霊山として崇められてきた。
その”霊山”嵩山へ、信仰心・宗教心希薄な二隊員を連れ歩いてきた。
:吾妻線
6:26 湘南新宿ラインで高崎へ、吾妻線に乗換え 10:00中之条駅、ここからTAXで
10:30 道の駅「霊山嵩山」ここが登山口になる。
:案内図
道の駅「霊山嵩山」裏山が嵩山になる。
奥の檜は「親都(ちかと)神社」の杜。
:autumn leaf
:嵩山城址の痕跡
霊山なので、「ハーケン禁止」の看板、これも嵩山ならでは。
登山口が標高550m、ここはm、表示が充実している。
:休石
11:00 展望台を経由して「休石」へ
:坂東三十三観音一番
時は戦国時代、この嵩山には嵩山城があった。
城主斎藤虎丸が真田幸隆に攻められ、落城。崖から飛び降り自害する者が多かった。
後年江戸時代に、その霊を慰めるため山中に坂東三十三観音の菩薩像が建てられたという。
その後も西国三十三観音、秩父三十四観音も建てられて賑やかな霊山となっている。
いくつか紹介しよう。
:六、七番
:神仏混淆
:十八番
:二十七番
必ず岩をバッグに・・・。
:小天狗の祠
11:10 小天狗(岩峰)から見た、浅間山と浅間隠山。
昔天狗の住む山と言われ、西の峰を小天狗、東の峰を大天狗(嵩山)と呼んだ。
眺望は抜群の山、天狗が棲んだ気持ちが理解できる?
四阿山(あずまやさん=日本百名山)
谷川連峰(雪をかぶった峰)
:不動岩
小天狗の先にある不動岩、ピークには不動様が祀られている。
:不動明王像
:T埼隊員
不動岩を降りる信仰心希薄なT埼隊員。
:小天狗
天狗の広場(小天狗と大天狗の鞍部)からの眺望図
中天狗をバイパスし、実城の平(本丸址)へ。
西国三十三観音、秩父三十四観音も建てられ安置されている。
さながら観音様の”会合”だ、数えるとなぜか「」体あった、よく解らない。
:K地隊員
経塚から大天狗への岩場を登る。
11:54 大天狗(嵩山)山頂、女岩が鎮座していた。
:日光白根山
中央が小野子三山、左が子持山あたりか。
上信越の山々。
:経塚
12:10~12:30 経塚に下り、昼食
:烏帽子岩
:五郎岩
上に登ればなんでもない岩、下から見ないとその価値は解らない?
:樹海
朱色に彩を変えた樹海
手前が烏帽子岩、その奥が大天狗で、女岩が見える(五郎岩からの眺め)
日差しは「アーティスト」だ。
:一升水
経塚に戻り、東登山道を下ると、大天狗から落ちる水「一升水」、落石があるというので進入。
13:10 東登山口には下らず、「胎内くぐり」への道へ向かう。
:急登
今日一番の登り、汗をかいた。
:胎内くぐり
13:30 右の明るい所が「胎内」かなりせまい、よってバイパスした。
(誰でも、生まれた年に一度通った道、もちろん記憶はないが)
:天狗の広場
表登山道を道の駅まで下る。
14:10 無事下山、TAX を呼んで中之条駅へ向かう。
*****
:キク :コムラサキ :ハリセンボン
:ジャノヒゲ(実) :ツツジ(!?*+) :ハバヤマボクチ
セピア色の世界がはじまっていました。
:アップ
中之条駅では有名なイベントらしいです。(まだ食べられません)
日本百低山 48 完登 です!!!
***
行程:標高差239m、約4km、歩程約3,5時間
6:26 横浜駅 (湘南新宿ライン) =8:50 高崎 =9:12 (吾妻線) ⇒10:03 中之条駅
=10:20 道の駅霊山嵩山 ⇒10:30 表登山口 ⇒11:00 休石 ⇒11:10 小天狗
⇒11:20 不動岩 ⇒11:54 大天狗 ⇒経塚 12:10~12:30 ⇒12:40 烏帽子岩
⇒12:45 五郎岩 ⇒13:00 経塚 ⇒13:30 胎内くぐり ⇒14:10 表登山口
twins
立ったポーズが多くなりました。
ing さん! overslept しないで!
駅の干し柿が、ずいぶん田舎に行った感で。
時期行きたいと思います。信仰心をお供に!!