2月2日(土)風雨のなか、大楠山を歩いてきました。
当初の予定は御殿山(千葉県)久里浜発の「東京湾フェリー」が欠航したため大楠山へ変更。
:大楠山(おおぐすやま:242m)横須賀市西部にあり、三浦半島最高峰、関東百名山の
第100番目でもある。標高は低いが山頂からの眺望の良さで知られる。
三浦半島全域から相模湾、東京湾や房総半島を4はじめ富士山や伊豆半島、
東京都心まで眺められる。 (今回は風雨のため、眺望は望むべくもないが)
:長願寺
京急久里浜駅からとって返し、8:15 京急安針塚駅へ。
ホームで合羽を1年ぶりに着て風雨の中歩き始める。
コース変更は想定済み、塚山公園 ⇒大楠山 ⇒衣笠公園を経由して、JR衣笠駅とした。
パートナーの菊地さんは、「衣笠城址から衣笠公園のルートはダラダラ長いよね!」との話。
:塚山公園
住宅街を登り、桜の名所「県立塚山公園」に、当然誰もいな~~い。
:台湾リス?
三浦半島に「台湾リス」が多い、今日も桜の大木で我がもの顔に「跳梁跋扈」していた。
昔(昭和20年代前半)江の島にあった小動物園から逃げ出し、繁殖したのだという。
先祖は我々と同年代、これだけ数が増えると問題を起こし、「害虫」扱いになっている。
:眺望見本
:2月2日
:2009年4月
見晴らし台に登ってみたが、大楠山も雲の中・・・。
:案内表示
塚山公園を後に下る。横浜・横須賀道路下を横断し、「横須賀南インター」を左に見て
葉山町に入る(非常にわかりづらい道)県道27号線に出る。
9:30 大楠山阿部倉登山口へ、池上住宅地の入口にあるのでここもわかりづらい。
:看板
:登山口
:登山道
やっと登山道らしくなってきた。
日本海側にある低気圧に向け南風が吹き今日は20℃近い気温、汗が出る。
:風雨あり
:衣笠方面分岐
10:10 帰りはここで衣笠方面へ向かう。
:右はゴルフ場
葉山カントリークラブの脇を登っていく。
:ゴルフ場
この風雨のなか、ゴルフか?登山も「五十歩百歩」か。
:大楠山頂
10:30 大楠山頂、当然誰~~~もいない。
山頂には国土交通省のレーダー雨量観測所やNTTの電波塔、ボランティア制作の
菜の花畑がある。 売店トイレもあるが何故か水道が引かれていない。
:2420m?
:この空です
とっとと下山。下りは滑る足元に要注意、転べば、悲劇が待っている。
:トレラン大会
この天候でも山を歩いている人はいる。(組人に合った)
多かったのが「トレラン」に興じる人、2月16日「三浦半島縦断トレラン大会」が開催されるようだ。
:右は横・横道路
ぬかるんだアップダウンの道を歩き、再度横・横道路を渡り、衣笠城址へ。
:登山道
横・横道路がなければ、静かな登山道だが、車の音が聞こえてくる。
:大善寺へ
ダラダラの登山道を登ると、視界が開け、民家が出てきた。
ここを登れば、衣笠城址。
:衣笠城
ここ三浦半島は三浦氏の勢力範囲、鎌倉幕府(約1200年前)の時代までさかのぼる。
鎌倉といえば三浦半島の付け根にある。三浦氏がもっとも華やかだった時代の話。
日本史の授業では学べない内容だ。
水仙は一輪、打ち捨てられた廃城のもの悲しさを語っていた。
:衣笠城址
「強者どもが夢のあと」か・・・。
11:45~12:00 ベンチで昼食、雨も上がり、風もやんでいた。
(今回も菊地さんの奥様手製のパンを頂いた、家への土産に)
:三浦縦貫道の出口
:衣笠山公園
ここから衣笠山公園への長~い階段が始まる。
:墨入れ(スミレ)
合羽着用での階段登りはきつい。もうスミレがいくつか咲いていた。
:猪親子も :良く出来てる
12:50 「衣笠山公園」に着いた、この青空です。
:標高は134.2m
合羽も脱いで、JR衣笠駅へ下る。
:おなじみです
:JR衣笠駅
13:20 衣笠山公園を下り、住宅の間を抜けて、JR衣笠駅へ。
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今日の天気予報は「関東甲信は朝まで雨の降る所があるが、日中は晴れ間も」
日本海にある低気圧に向かって、強い南風が吹き込むので、気温も20℃前後ある。
東京湾フェリーの欠航が懸念されたので、前日確認した。
「風速17mで欠航」と言われた。
朝6:30 雨が降っていたが、風は強くなかった。
7:45 久里浜駅に着いた、雨も弱く・風も4~5m程度だった。
改札口の先に表示されていたのが、「東京湾フェリー欠航」の文字。
こんなこともあろうかと、前日”大楠山と三浦アルプス”のmapをコピーしておいた。
「備えあれば憂いなし」でした。
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行程:標高差223m、約13.8km、約5時間
8:15 京急安針塚駅 ⇒8:35 塚山公園 ⇒9:30 大楠山阿部倉登山口
⇒10:30~10:35 大楠山頂 ⇒11:45~12:00 衣笠城址(昼食)
⇒12:50 衣笠山公園 ⇒JR衣笠駅
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