表銀座縦走3日目です。
▲8月8日(縦走3日目)
今日はいよいよ、槍ヶ岳に登り、横尾山荘まで下ります。
夜明けです。
ヒュッテ大槍は員、疲れがあるのか体が火照って眠れない。
隣人のイビキがこれに拍車をかけ正直焦った。
4:30起床、槍ヶ岳にはヘッドランプがいくつか確認できた、夜明けを山頂で
迎えるという元気な登山者だろう。
御来光を撮りに外へ、富士山も見えました。
:大喰(おおばみ)岳 :中岳
モルゲンロートに染まる槍ヶ岳です。
槍ヶ岳山荘の上には、”虹”が、なかなかない経験でした。
5:30にヒュッテ大槍を発つ、岩が続く東鎌尾根を登り、6:15 槍ヶ岳山荘へ。
いよいよ槍ヶ岳にアタックです。
カメラはリュックにしまい、両手をフリーにして岩場を登ります。
槍ヶ岳山荘を俯瞰しました。
:山頂
7:05 山頂へ、天気もまずまず、白馬岳あたりは雲が出ていたが眺望にも恵まれた。
笠ケ岳後ろは(加賀)白山
裏銀座の山並み、奥には薬師岳が。
穂高連峰。
乗鞍岳でしょうか?
慎重に下山し、槍ヶ岳山荘前にておいなりさんの朝食、おかずは影になった富士山だ。
7:50 槍沢に下る。
槍ヶ岳をめざすルートは4つ、①表銀座から入る東鎌尾根 ②もっとも難しい北鎌尾根
③穂高へ下る西鎌尾根 ④そして上高地へ向かう槍沢ルート。
このルートはお花畑があるので楽しめる。
当初天狗池がある氷河公園へ寄る予定だったが、雪が多くまだ雪渓のままとの情報から
そのまま下る。天狗池に映る「槍ヶ岳」は次回の楽しみに残した。
:ツガノアオザクラ :稚児車 :ハクサンイチゲ :ヨツバシオガマ
9:30 播隆上人(槍ヶ岳開山の僧)の岩小屋です。
登ってくる登山者は多いが、疲れからか、皆下を向いている。
:グンナイフウロ :ミヤマカラマツ :センジュガンビ :キツリフネソウ
11:15 水俣乗越からの合流点、槍沢大曲に。ここでガイドの笠原さんとお別れ。
(これから中央アルプスのガイドに向かうと話していた)
:槍沢小屋からの”槍”
12:45 槍沢ロッジへ、昼食は自前、「山菜うどん=1000円」を食べ一息ついた。
:クサボタン :オミナエシ :ソバナ :オダマキ
あとは横尾山荘へ下るのみ、花を楽しみながら下った。
14:45 横尾山荘着。
ここはホテル?個室(2段ベッド)風呂もある(石鹸シャンプー使用不可)3日間の疲れを癒すには
充分すぎる環境だった。
行程:標高差(下り)1560m、歩程時間9.5時間
5:30 ヒュッテ大槍(東鎌尾根) ⇒6:15 槍ヶ岳山荘 ⇒7:05 槍ケ岳
⇒7:30~7:50 槍ケ岳山荘・朝食 ⇒9:30 播隆上人岩小屋
⇒11:15 水俣乗越大曲 ⇒12:45 槍沢ロッジ ⇒14:45 横尾山荘
日本百名山 54完登
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▼8月9日(最終日)
最終日 横尾山荘~上高地へ下り、バスで新宿へ戻る。
6:50 横尾山荘発、バス11:00発だから時間は充分にある。
:徳澤園
7:55 徳澤園へ、「氷壁の宿=水上勉著」で有名。
玄関内は「香」がたかれ、いい雰囲気だ。
もともと牧場だったとか、ホテル前の旧牧草地にその面影を残していた。
梓川から一歩中に入った遊歩道を歩く。
猿がいたり、池があったりで、上高地でよく紹介されるビュースポットが現れる。
絵になる風景とはこのような場所をいうのであろう。
:前穂高への吊り尾根
10:15 上高地着、時間が早いせいか混雑はなかった。
焼岳です(手前梓川)
11:00 シャトルバスで「沢渡=さわんど」へ、ここで帰りのバスに乗り換え帰途に着いた。
twins
meiチャン自慢のbodyです。 hinaクン めっちゃ近いよ
このコース、私もcanさんより2年前に歩きましたよ。
同じく、やさしいガイド笠原氏で・・・。
2日目ハードでしたね。 西岳までで、もう十分歩いたと思ったのに、そのあとまだ4時間ものアップダウンで、ヒュッテ大槍に着くころには、遅れたりはしないものの、もうヘロヘロでしたよ。
今このコースの2日目は西岳泊になってますね。
あのハードさもよかったのに・・・。