”ギリ”間にあった!!「サンショウバラ」
6月10日西丹沢の前衛峰「不老山」にT崎さんと2人で登ってきた。
9:00 小田急線新松田駅から、西丹沢自然教室行のバスで、棚沢キヤンプ場で降りる。
河内川に架かる吊り橋を渡る、”大きく揺れた”、左に揺れない吊り橋があった。
9:10 不老山ハイキングコース入口に(ハイキングコースではなかった?)
天候は晴れ、午後からにわか雨との予報、気温は夏日27℃と告げている。
:杉の植林帯
杉の植林帯を歩く、花はないといっていい。ほぼ直登に近い登りが続く。
:不老山登山口?
10:50 杉の植林帯を登り、左に迂回すると尾根道に出た。
木の根道を登りきると、林道と合流、ここが「番ケ平」サンショウバラが姿を見せる。
:不老山山頂
11:25 杉の樹林帯の急登を登りきると、林間の尾根道に出る。
鹿除けの柵を見ながら、緩やかな道を歩くと、山頂。
”間に合った”サンショウバラが咲いていた、かなり虫に喰われているが。
山頂は多くの登山者で賑わっている、自分たちが登ったルートからも30人は登ってきた。
反対の静岡側からも登ってくる。 狙いはサンショウバラか?・・・ベンチで昼食。
タニウツギも負けず?と咲いている。
展望はない、西側の杉の樹林越しに、丹沢の山並みが見え隠れしているが。
花が終わったら、次は山の展望だ!!不老山南峰へ向かう。
:富士山は見えない湯船山か?
11:5 不老山南峰へ、西側が開けているが、富士山は雲に隠れていた。
:立派な標識
不老山頂は山北町(神奈川県)だが、南峰は小山町(静岡県)標識が分り易い。
:金太郎が道案内
12:00 我々は金時公園へを経て、駿河小山駅へ下る。
:杉林
杉林を下る、西側(静岡県側)は灌木林、新緑が目にやさしい。
:カメノキ :サワギク :フタリシズカ
:金太郎さん
登山道から林道歩きに。
”モリアオガエル”の卵?と真下の排水溝には無数のオタマジャクシが。
:ウツギと蝶の競演
不老山はやたらと「蛇イチゴ」が多い、それを食用とする”ヤマカカシ”もいた。
”シマヘビ”が蜷局を巻いている姿も見た。(写真はなし)
13:45 「金時神社」のある金時公園に着いた。
金太郎は実在したのか?がここに書かれいる。
:清水橋
鮎沢川を清水橋で渡る。
14:25JR御殿場線(=JR東海管轄)「駿河小山駅」に着いた。
無人駅。切符(整理券)は車内で取り、下車駅で現金精算。(参考までに)
松田駅で小田急線に乗り換え、海老名で相鉄に乗継ぎ、帰途に着いた。
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(行程:標高差730m、約10km、5時間20分)
8:25 小田急新松田駅発富士急行バス西丹沢自然教室行 ⇒9:00棚沢キヤンプ場
⇒ 9:05 吊り橋 ⇒9:10 ハイキングコース入口 ⇒10:50 番ケ平(不老山登山口)
⇒11:25~11:50 不老山頂 ⇒11:55 南峰 ⇒12:40 林道合流 ⇒13:10金時神社分岐
⇒13:45 金時神社 ⇒14:25 駿河小山駅
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:サンショウバラ、バラ科。枝には棘がある、初夏大きなピンクの花が咲く。
葉がサンショウに似ているのでこの名がある(ちなみにサンショウはミカン科)
富士・箱根地方に特有の木で「箱根町の花」に指定されている。
日当たりを好むので、陽地を求めて木の生えない火山から火山へと移って行くうち
富士山・箱根に残ったといわれている。氷河時代の生き残り、絶滅危惧種に指定されている
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