ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「エドモンド」@青山円形劇場

2005-08-25 23:21:31 | 観劇記&鑑賞記
八嶋智人初主演作品。
デイヴィッド・マメット作、長塚圭史演出。
マメットは「オレアナ」や「シカゴの性倒錯」の著者。
オレアナっちゅーと、確か永作博美と長塚パパがやってましたなぁ。

つい道を踏み外して踏み外して、ちょっとおかしくなってしまって
また踏み外して・・・最後は殺人罪で収監されてしまう男の話。

あ、今更ですが、ここではネタバレとか全く考慮してませんので

ほとんど八嶋さんの一人芝居に近い作品でした。
出ずっぱり。
薄暗がりで全裸になる場面もあり、まさしく体を張った演技でした。

1シーンがかなり短く、前半はトントントンっと
テンポよく進んでいったのですが、監獄に入ってからは
展開がエドモンドの対他人ではなく、
対自分、自省的な内容になっているので、
ちょっとまったりしてしまったかな。

余り笑いも無かったため、かなり緊張を強いられました。
肩凝ったぁ~

キョンキョンはキレイでした。
小柄な八嶋さんと並んでバランスが良かったので、
かなり小柄なんですね~。
逆に女優復帰第一作の明星真由美さんは、迫力ありあり(笑)
小松和重さんはやっぱりカッコいい、と思う。
味のある系?

場所が次々変わっていく作品なれど、
最小限の道具でうまく表現されていて、なおかつ分かり難いこともなく
演出センスの良さを感じました。
普通、客席の壁には黒幕が張られているのですが、
今回は赤幕?が張ってあって、面白いな、と。
セットの一部、ってことですね。
床以外大したセットはないから幕ぐらい安いものだなぁ~、
と余計なところで算段してみたり(笑)



家に着いてから雨が強くなってきました。
台風だぁ・・・
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