イタリア滞在期間は6日間。
6日目は朝11時には空港に行くので,
実質5日間です。
時間は有効活用しなくては!ということで,
到着したその足で観光に行くよう,ガイドさんをお願いしてました。
車で迎えに来てくれるから,楽ちんだし。
出国審査は問題なくパス。
セキュリティーチェックもパス。
出る時にも,手荷物のX線検査がありました。
そして,ドキドキのスーツケースのピックアップです。
何がドキドキって,荷物が無かったらどうしよう…というドキドキです
友人のスーツケースは早々に出てきましたが,
私のはなかなか出てきません。
ベルトコンベアーが一度止まり,しばらくすると動き始め
ちょろっと荷物が出てきてまた止まり…と繰り返します。
その動きをじっと見守る人多数w
3周目くらいでようやく出てきて,急いで出口へ。
目の前でガイドさんが待っていてくれました。
ガイドをしてくれるのは,日本人女性の浅田さん,
ドライバーはダニエーレさんです。
この日の目的地は,陶器の街として有名な,カルタジローネ。
なのですが。
雨。。。
そして,空がピカピカしてます。
事前に天気予報を調べたら「雷雨」となっていたのですが,
天気予報,当たりました
この雨じゃアレだから,先にご飯食べましょう,ということになったのですが,
ガイドさんがオススメしてくれたお店が,もう閉めちゃう,と。
お天気悪いと,お客さんも少ないしね
バールで軽食でいいですか?ということで,
パスタやパン的なものがあるお店へ。
ナイフをぶっ刺して出てきましたwww
ノルマ風のパスタ。
揚げ茄子+トマト+リコッタチーズ,=ノルマ風,なんだそうです。
こう見えて意外と量があって,十分お腹は満たせました。
外に出るとちょうと雨が止んでいて,ラッキー!と
ラ・スカーラ(大階段)へ。
なかなかの段数です。
でも,お天気のおかげで人が少ないwww
1段1段に,色んな絵柄の陶器のタイルが貼ってあります。
階段は溶岩だそうです。
案内板のてっぺんと足元も,陶器です。
てっぺんは,松ぼっくりです。
「ピーニャ」は「繁栄の象徴」として多用されるモチーフだそう。
あちこちで見かけました。
登っている途中で,また,雨。
しかも結構などしゃ降りになってしまって,貸切状態でしたwww
足場の不安定な神社の階段に比べれば,
平らで幅が広いので,上るのはそんなにきつくはないですね。
降りる時,滑らないようにドキドキしましたが。。。
この階段は,上にある旧市街と下にある新市街を繋ぐ目的で造られたものだそうで,
旧市街には,かつての教会がありました。
今は新市街に新しい教会があるので,使われていないそうです。
何か活用するんじゃないかなぁ?とのこと。
左にあるのは,修道院だったそうです。
階段上からの眺め。
多分,お天気のいい8月とかだったら,
観光客でごった返していたはずw
ある意味,良かったといえば良かったのかも?
階段の両脇に,陶器のお店が多数並んでいます。
お天気のせいで閉めているお店もありましたが,
頑張って開けてくれているお店もあって,
買い物を楽しむことができました。
お店ごとに色合いやデザインが違っていて,
それぞれの店主が絵付けをしているんですねぇ。
工房が併設されていました。
陶器なので,割れるリスクがあるのと,重いのがアレなのですが
いくつか買っちゃいました~。
そして,「シチリアでトリスケリオンを探す」は,早々に達成!
あちこちにありました。
シチリアでは「トリナクリア」と呼ばれています。
陶器のモチーフとして多用されてました。
階段の途中に小さな教会があって,ちょうどドアが開いていたので,
中の様子を撮らせていただきました。
ベランダに,何か並んでいるのがお分かりいただけますでしょうか。
ズームっ!
首の植木鉢ですwww
これもどこのお店にもたくさん並んでいました。
由来は,シチリアがアラブに支配されていたAD1000年頃に遡るそうで,
アラブ人男性とシチリア人女性が恋に落ち,一緒に暮らし始めるものの
実は男性には祖国に妻子がいて,いずれは祖国に帰る,と聞き
帰したくなかった女性は彼を殺し,首をベランダに置き,
バジルを植えたところ,すくすくと育ったそうです。
バジル=高貴なハーブだったことから,周囲の人も「あれいいね」と,
頭部を模った鉢を造って,ハーブを植えるようになったのが由来だそうです。
なかなかに,シュールですのぅ
初日の観光は,半日だけだったのでこれにて終了!
~ 小ネタ ~
この辺りでは雷が鳴っている時はクレカが使えませんでした。
コンセント,抜いちゃうんですってwww
カードで買おうとしたら「Impossible」と言われて,
このカードがあかんの?!と,一瞬ヒヤッとしました
ガイドさんも「雷の時はテレビとかコンセント抜いてます~」ですって。
日本でも,PCのコンセントは抜いておけって言われますっけね?
こういう時のためにも,やっぱり現金大事ですね。