ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「ビロクシー・ブルース」@PARCO劇場

2009-02-06 10:17:36 | 観劇記&鑑賞記
今年初のロハで行って参りました。
初めて「ロハ」という言葉を耳にした時は、
意味が分かりませんでした。
blogに書く時は「六八」でもいいかな~と思ったのですが、
とりあえず最初は分かりやすく「ロハ」で。

        

佐藤隆太君主演の舞台です。
ニール・サイモンの脚本で演出は鐘下辰男。
ニール・サイモンというとコメディのイメージがあるので、
それを鐘下さんが演出、というので
ほぉ~、と。
イメージが真逆なもので(笑)

と、思ったら、笑いは散りばめてありましたが、
結構シリアスなストーリーでした。
第二次世界大戦中の、軍の訓練所を舞台にしたお話で、
出演者の大半は男性ばかり。
2幕になって女性が2人出てきた時には、
「おおー、女性も出るんだったっけか?」と

主演の佐藤君は狂言回し的な役で、
頑張っていました。
ただちょっと、滑舌悪いのが惜しいかな~。
サ行が苦手とみた。
あと、姿勢もピシッとしないのが気になりました。
最初はまぁ良いのですけど、
軍の訓練を受けていくわけですから、
後半はもう少しピシッとした方が、らしく見えるのではないかな、と。

ちょくちょくTVで見る忍成君も、噛み噛みでしたねぇ。
初日開けて日が浅いので、
こなれてくると良くなるかもしれませんね。

意地悪上官役の羽場さんは、さすがでした。
その他の男性陣は知らない人ばかりだったのですが、
皆、キャラに合ってたように思います。
劇中でガンガン腕立てをしなくてはいけないのですが、
皆さん、肉体派でらっしゃいました(笑)

で、家に帰ってから思い出しました。
そうだ!この舞台、西牟田さんが出てたんじゃん!と。
以前はか~なり精力的にあちこちの舞台に出てらっしゃったのですが、
でも最近は控えめなペースなようなので、
久しぶりだな~、と思ったのでした。
そうか~、あの娼婦が西牟田さんだったのか~。
出番は少ないけど、ふくらはぎにしっかり筋肉がついていて、
「タダ者じゃないな」と思ったのですけど

            

ものすごーく気になったことが一つありまして。
訓練生たちがネックレスをつけてるんですけどね。
太めの鎖にチャームが2つ付いていて、
そのチャームがかなり薄い金属製のもので、
常に誰かしらのネックレスがチャリチャリいってるんです。
激しく動いている時ならともかく、
車座に座って話をしている場面で、
特に誰も動いてないのにチャリチャリチャリ…
マイクがしっかり音を拾ってしまうから、
気になって仕方がないんです。
そこまで存在をアピールするからには、
何か重要な意味を持つ小道具なのかと思っちゃいました(笑)
「ロッカーのカギを無くした」とかやってる場面があったから、
ネックレスにカギ付けたりして
「どうしてお前が俺のロッカーのカギを持ってるんだ!」とか。
妄想膨らむ膨らむ(爆)
あれ、変えた方がいいと思うのですけど。。。

            

昨日はさすがに最後列は空いてまして、
斜め後ろに明らかに関係者の方が2人座ってました。
黒づくめの男性と女性(笑)
その方が上演中にヒソヒソやっていて、
関係者自ら芝居を壊してどうする…と見たら、
鐘下さんでした(爆)
演助にダメ出しでも伝えてたのかしら。
しゃべるなら調光室でやっとくれ。
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2 Comments

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認識票 (村ぴ~)
2009-03-15 08:35:21
横から失礼。初めまして。
皆が着けていたネックレスは、
ドックタグと言って、アメリカ軍の
認識票です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%8D%E8%AD%98%E7%A5%A8
2枚付けているのが決まりです。
今回の公演用にミリタリーショップで
それぞれの役名で作ってあり、公演終了後、役者にプレゼントしました。
返信する
村ぴ~さま (ゆん)
2009-03-15 15:22:55
コメントありがとうございます。
1ヶ月以上経って判明してスッキリしましたm(__)m
返信する

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