岡本健一さんと成河さんの二人芝居を観てきました。
久しぶりのトラムです。
いつ以来か、記憶にないくらい…
前売り開始時、ぼんやりしていて開始時間を大幅に過ぎて思い出し、
慌ててアクセスするも売り切れ…
翌日だったか、改めて見たらぴあ会員限定公演に空きがあって
無事にチケットを確保できました。
孤島に飛行機が堕ち、「アッシリア皇帝」を名乗る男(岡本健一)と、
孤島に一人で暮らす男(成河)が出会うところから
物語は始まります。
皇帝は男を「建築家」と呼び、
文明を教えようとあれこれ講義します。
その中で、2人「ごっこ遊び」が延々と繰り広げられていく…
という、ストーリーがあるような無いような…という作品です。
脈絡が無いようで、繋がりがちゃんとあり、
全力でごっこ遊びをする2人の姿に引き込まれます。
不思議な力を持つ建築家演じる成河さん、
とってもチャーミングです。
皇帝役の健ちゃんはかなりの間、
全裸に近い状態で、時に激しく時になまめかしく…
素敵でした。
脚が、キレイだったなぁ~~~。
二人芝居ですが、途中、皇帝の独り芝居もあり、
相当の体力が要りそう。
男闘呼組復活ライブ翌日から稽古に入り、
本番を迎え、千秋楽の4日後に名古屋で男闘呼組のライブとか
想像しただけでハードすぎるスケジュールですが
飄々とこなす健ちゃん、さすがです。
知識が無いはずの建築家が、
時々「どうしてそれを知っている?」と
皇帝を不思議がらせることをポロリと言い、
最後に、その理由が明らかになるのですが、
それを知って、もう一度観ると
また違った楽しみ方ができそうだな、なんて思いました。
これ、お互いの役を交換しても面白そうですねぇ。
それを交互に上演とか、さすがに厳しいかなぁ
(撮影=細野晋司)
舞台中央にもっさりした木があって、
段ボール箱やごみ袋があちこちに落ちているという
雑然とした雰囲気のセットですが、
あちこちから小道具が出てきて、
まさしく、おもちゃ箱をひっくり返したような感じ。
上の写真の背後に見える、このイラストっぽい太陽が
舞台全体を絵画のように見せていて、
良いなぁ、と。
クラシックを多用した音楽もステキでした。
知ってる曲は、そっちに気を取られてしまうという
デメリットもあるのですが
カテコのお2人の笑顔が、とても素敵でした。
健ちゃんの舞台はなるべく観に行こう!と
心に決めました。
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