ただ今、ライフは紀伊國屋で天守物語を上演中です。
泉鏡花ですねー。
先週、早速行ってきました。
富姫:及川健
姫川図書之助:荒木健太郎
ススキ:曽世海司
キキョウ:林勇輔
ハギ:緒方和也
クズ:鈴木智久
オミナエシ:石飛幸治
ナデシコ:山崎康一
亀姫:関戸博一
朱の盤坊主:牧島進一
舌長姥:青木隆敏
原作はかなりコンパクトですよね。
そのままやったら1時間半もあれば終わるんじゃないか、と。
ライフでも、2時間休憩なしと、
今までの作品の中でも、かなり短い方なんじゃ…という
上演時間でした。
夏夢に続いて、再び宇野亞喜良さんの美術&衣装。
和テイストな衣装はかなり完成度が高くて、
女中たちの髪型もステキでした。
それぞれ、微妙に違うところがニクイですね。
亀姫のアニメちっくな髪型&衣装も可愛かったです。
で、この作品。
ほとんど富姫&図書様の2人でお話が進むんですよね。
それ以外の出演者は出番がかなり少な目。
そのままやっちゃうと、ちょっとつまんないな~、
何かアレンジしてくれるんだろうな~、と思っていましたが。
期待通り(?)冒頭~図書様登場までの部分がかなり膨らませてあって、
膨らませすぎて、ここの1曲丸々ダンスはなくてもいいんじゃ…
ってところもありましたが(笑)、
女中たちの出番も楽しめました。
及川さんの富姫は、かなり力強くて、
妖怪だし、これくらいでいいのかも、と思いました。
女中軍団は楽しそう!
遊べる場面もあって、日々進化しそうです。
荒木さんの図書様は、凛々しくてこちらもステキでした。
インパクトが強かったのは、青木さんの舌長姥!
出てきた瞬間、あれ?あんなおばあちゃん、ライフにいたっけ?と。
二言三言セリフを聞いて、青木さんか!と。
見事に、おばあちゃんでした。
今回、BUCK-TICKの今井寿さんがテーマ曲を作曲されているのですが、
「通りやんせ」をアレンジした楽曲が、
泉鏡花の作品にピッタリ合っていて、こちらも良かったですね~。
音楽とダンスのパワフルさに比べて、
照明がちょっと物足りない…と感じる場面もありましたが、
富姫登場場面の、映像を使った演出はとてもキレイでした。
今回はメイン以外はほぼシングルキャストですが、
別チームの富姫&図書様がどんな感じか、
そして女中たちはどこまで進化するのか、
そちらも楽しみに観てきたいと思います。
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