ゆんのひとり言

~お酒とお芝居と歌とスイーツをこよなく愛するゆんの日記~

「身毒丸」復活@さい芸

2008-03-23 13:39:21 | 観劇記&鑑賞記
初演は観ていないので、何が何でも観なくては!と
チケットゲットした公演。
たっちゃんのデビュー作ですね。
ソワレとはいえ土曜の公演で、
舞台全体が見渡せる列のセンターブロックの席でラッキーでした。

        

白石さんはさすが、の一言ですね。
女であり、母であり、鬼であり・・・
どれもが説得力があって、他にこの役をできる人がいるかなぁ、
なんて思いながら観てました。
もうちょっと年を取ったら大竹しのぶとかどうでしょう?
鬼の部分が弱いかしら?

対するたっちゃんは、
盲目になってからの演技が特に秀逸だったように思います。
初演の時は逆に、最初の繊細な少年の方が合っていたのではないかしら、
などと妄想。
かなり照明を落としているとはいえ、
舞台上で全裸になるんですよね。
あの前の辺りの席の人はドキドキなのではないかと・・・。
きっとFCが押さえているに違いないっ(笑)

・・・話が逸れました

気になったのは大音量での音楽の多用、ですかねぇ。
役者の演技にかぶさるように音楽が流れる場面が結構あって、
もちろんそれで助けられる部分もあると思うのですが、
白石&藤原の2人なら、あまり必要ないかも?と。
特にしんとくは絶叫する場面がいくつかあって、
それに音楽がかぶさるから、必要以上に喉を酷使してしまっているのでは?
と、心配になってしまいました。
さすがに喉を潰したりはしていませんでしたが、
やや、ガラガラしていたようだったので。

             

あと、全体的にキレイ過ぎるかな?という印象を受けました。
寺山の独特の世界が好きなのですが、
もっと猥雑な方がいいなー、と。
難しいですかねぇ。

ま、そんなことはさておき、2人の熱演であっという間の1時間40分でした。
これはDVDでもっと細かい表情とかも観てみたいですねえ

関係ないけど、最近布製のバッグ付きのプログラム、多いですね・・・
ホリプロさん。
あのバッグ、後で使えるようなものでもなく、
いらないんだけどなぁ・・・と思ってしまいます
きっと、細々としたグッズを販売するにあたり、
無料の手提げ袋を用意すると経費がかかるため、
グッズを買う人の大半が買い、かつサイズも大きいプログラムを
バッグ付きにしてしまえば、その他のグッズはその袋に入れれば良い、
ということでのバッグ付きかな、などと想像してみました(笑)
結構みんな、あれこれ買ってたもんなぁ~。

あ、「カメレオン」でしたっけ?
たっちゃんの映画。
写真がとってもステキでした
これって、松田優作さんにアテ書きされた脚本なのですね。。。
面白そうだな~。

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