ひさーしぶりにクラシックのコンサートに行ってきました。
お名前は拝見したことのある、金子美勇士さん。
すごいですよね、美勇士(みゆじ)。
音楽やるしかない!ってお名前です。
お父様が日本人で、お母様がハンガリー人だそうで
開演前にロビーでお客様に挨拶をされていたご夫婦がご両親だな、と。
どちらかというと、お母様似でしょうか。
オープニングは、ご自身で作曲された「イントロダクション」。
基本的に作曲はしないのだけど、リサイタルの1曲目に何を持ってくるかが
いつも悩ましくて、それなら作ってしまおうか、と作曲されたそうです。
かなり技巧的で派手めのイントロダクションでした。
普通、ピアノリサイタルっていうと、
ピアニストが出てきてピアノ弾いて終わりなのですが(当たり前)
このリサイタルはアフタヌーンコンサートということもあってか、
金子さん自らが曲の紹介などをしてくれます。
そのトークが上手いんですよー。
観客の緊張をほぐしてくれる軽妙なトークで、
リラックスすることができました。
一部はモーツァルトに「エリーゼのために」なんて耳馴染みのある曲、
そしてショパンの夜想曲(遺作)と英雄ポロネーズ。
「よくボロネーズと表記されていることもありますが、
それは食べ物になっちゃいます。
ポーランドの、という意味のポロネーズ、です。
この機会に覚えていってください。」と。
うん、一生忘れない!w
歌うのはモーツァルトが好きですが、
ピアノはショパンがいいですねぇ。
一気に引き込まれます。
休憩を挟んで、2部はリスト。
「愛の夢」だけは弾いたことあるなぁ・・・などと懐かしく思い出してみたり。
今は絶対弾けません(キッパリ
かなーり技巧的な曲が多いですが、アッサリと、
でもダイナミックに弾きこなしていらっしゃって、
目にも楽しかったです。
惜しむらくは、前の席の方がね、
身を乗り出したり、ごそごそ左右に動かれること・・・。
ちょうどキーボードサイドで、弾いている姿が見えるのに
ぬっと前の人の頭が入ってきて、何も見えなくなるんです。。。
あなたが左にいくなら私は右ね、と右寄りで見ていると、右に来て遮られ。
じゃあ、左・・・?と動くと、ぐぐっと左に倒れてきて遮られ。
完全に視界が遮られるので、かなりのストレスでした
私が動くと、後ろの人にも迷惑なんだよなー、というのも気になりますし・・・。
座席には深く腰掛けて、一度決めたサイドは動かないようにしましょう
とはいえ、久しぶりのクラシックコンサート、楽しませていただきました。
やっぱり生はいいですねぇ。
ちょいちょい行きたいものです。