猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

さくらがいない日常

2011-03-13 20:51:05 | 日記
猫のさくらが天国へ行って、2週間以上が過ぎた。
今でも、さくらのことを思い出すと、涙が出てくる。
もっと早く病院に連れていけば、助かったのではないか。
いや、あの子はあれが寿命だったのだ。
両方の思いが交錯する。
もっとしてあげられることはなかったのだろうか。
後悔が付きまとう。
でも、なんにしても、さくらはもういないのだ。
あのふわふわした子を抱っこすることは、もうできないのだ。
エサが欲しい時、えさ入れの前に座って、じっと私の目を見ていた子は、
もういないのだ。
どうしようもなく淋しい。ほんとにほんとに可愛かった。
私はこの先、何匹か猫を飼うかもしれないが、さくらより可愛い猫には
巡り会わないと思う。
私にとっては、世界一可愛い猫だった。


「害虫」という映画を観た。前から観たかったものだ。
やっぱり宮崎あおいさんはすごいと思う。
撮影当時15歳だったらしいが、15歳であんな役を演じられる女優って、
日本にはそういないのではないかと思う。
サチ子(あおいさんの役名)こそが害虫ーそれがテーマなのだという。
計らずも周りの人を不幸にしてしまう少女。
少女は小さな反抗をし、先の見えない未来へ歩いていく。
怖い映画だと思った。