2019年のアメリカ・イタリア合作映画「ウェイティング・バーバリアンズ
帝国の黄昏」。
19世紀のアフリカ。ある帝国に支配された辺境の町で、「蛮族が攻めてくる」
という噂が流れていた。治安維持のため中央政府の警察官僚・ジョル大佐(ジ
ョニー・デップ)や副官のマンデル准尉(ロバート・パティンソン)らが派遣さ
れ、厳しい弾圧や拷問を強行。彼らの横暴な振る舞いに、町の民政官(マーク
・ライランス)が抵抗する。
アフリカの辺境の地で、中央政府の警察官僚による激しい弾圧が人々を苦しめ
る。その地を支配している帝国というのは架空の国である。そして舞台はアフ
リカとなっているが人々の顔は中東系の感じ。そこへ蛮族が攻めてくるという
噂が流れ、警察官僚のジョル大佐やマンデル准尉が派遣されてくる。ジョル大
佐は冷酷非道な人物で、蛮族(とされている人々)への投獄や拷問もいとわない。
部下たちも同様である。だが蛮族と呼ばれているのは元々住んでいた原住民や
遊牧民の人たちである。良心と正義感を持った民政官は人々が苦しむ様子に心
を痛めていたが、彼に大佐の行為を止める権限はなかった。
バーバリアンとはどういう意味だろうかと調べたら、「野蛮人、未開人」との
こと。なるほど、それで「ウェイティング・バーバリアンズ」なのか。支配し
ている帝国はよその土地にずかずか足を踏み入れて、その土地の人々を蛮族と
は、どちらが蛮族なのかわからない。原住民や遊牧民の人たちはアジア系の顔
をしていて、何だか現代の社会の縮図のようにも見える。ジョル大佐たちは冷
酷で非人道的な象徴なのに対し、民政官は良心の象徴に描かれている。
ある日民政官は両足を骨折した娘が物乞いをしているのを見かけた。彼女の父
親は不当に殺害され、彼女自身も拷問を受けたのだという。哀れに思った民政
官は娘を保護し、元いた部族に送り届けることにしたのだが、マンデル准尉か
らこれを内通行為と見なされ、民政官自身も投獄されることになってしまう。
でも民政官はどうしてそこまで娘に同情したのか、ちょっと不思議に思った。
もちろん娘はかわいそうなのだが、同様にひどい目に遭った人はたくさんいる
のだ。自分の娘か孫のような気持ちになったのだろうか。彼女の足を丁寧に洗
ってやるシーンが印象的だった。民政官は娘にとても良くしてやるのだが、何
故彼女にだけそんなに?と少し疑問に思った。
ジョル大佐役のジョニー・デップの出番はそう多くはないのだが、圧倒的な存
在感である。マンデル准尉役のロバート・パティンソンはいかにもイギリス美
青年という感じ(もちろんジョニーの方がかっこいいけど)。ジョニーはにこり
ともしない冷酷な役だが、ラストのボロボロになった姿にジョニーらしさを感
じた気がした。
私は今月誕生月だったので、食事に行って来ました。エスニック料理のお店で
す。
注文したのは、じゃがいものサモサ。サモサって初めて食べたけどすごくおい
しかった!
次が生春巻き。安定のおいしさ。
そしてパッタイ。これもおいしかった。
帝国の黄昏」。
19世紀のアフリカ。ある帝国に支配された辺境の町で、「蛮族が攻めてくる」
という噂が流れていた。治安維持のため中央政府の警察官僚・ジョル大佐(ジ
ョニー・デップ)や副官のマンデル准尉(ロバート・パティンソン)らが派遣さ
れ、厳しい弾圧や拷問を強行。彼らの横暴な振る舞いに、町の民政官(マーク
・ライランス)が抵抗する。
アフリカの辺境の地で、中央政府の警察官僚による激しい弾圧が人々を苦しめ
る。その地を支配している帝国というのは架空の国である。そして舞台はアフ
リカとなっているが人々の顔は中東系の感じ。そこへ蛮族が攻めてくるという
噂が流れ、警察官僚のジョル大佐やマンデル准尉が派遣されてくる。ジョル大
佐は冷酷非道な人物で、蛮族(とされている人々)への投獄や拷問もいとわない。
部下たちも同様である。だが蛮族と呼ばれているのは元々住んでいた原住民や
遊牧民の人たちである。良心と正義感を持った民政官は人々が苦しむ様子に心
を痛めていたが、彼に大佐の行為を止める権限はなかった。
バーバリアンとはどういう意味だろうかと調べたら、「野蛮人、未開人」との
こと。なるほど、それで「ウェイティング・バーバリアンズ」なのか。支配し
ている帝国はよその土地にずかずか足を踏み入れて、その土地の人々を蛮族と
は、どちらが蛮族なのかわからない。原住民や遊牧民の人たちはアジア系の顔
をしていて、何だか現代の社会の縮図のようにも見える。ジョル大佐たちは冷
酷で非人道的な象徴なのに対し、民政官は良心の象徴に描かれている。
ある日民政官は両足を骨折した娘が物乞いをしているのを見かけた。彼女の父
親は不当に殺害され、彼女自身も拷問を受けたのだという。哀れに思った民政
官は娘を保護し、元いた部族に送り届けることにしたのだが、マンデル准尉か
らこれを内通行為と見なされ、民政官自身も投獄されることになってしまう。
でも民政官はどうしてそこまで娘に同情したのか、ちょっと不思議に思った。
もちろん娘はかわいそうなのだが、同様にひどい目に遭った人はたくさんいる
のだ。自分の娘か孫のような気持ちになったのだろうか。彼女の足を丁寧に洗
ってやるシーンが印象的だった。民政官は娘にとても良くしてやるのだが、何
故彼女にだけそんなに?と少し疑問に思った。
ジョル大佐役のジョニー・デップの出番はそう多くはないのだが、圧倒的な存
在感である。マンデル准尉役のロバート・パティンソンはいかにもイギリス美
青年という感じ(もちろんジョニーの方がかっこいいけど)。ジョニーはにこり
ともしない冷酷な役だが、ラストのボロボロになった姿にジョニーらしさを感
じた気がした。
私は今月誕生月だったので、食事に行って来ました。エスニック料理のお店で
す。
注文したのは、じゃがいものサモサ。サモサって初めて食べたけどすごくおい
しかった!
次が生春巻き。安定のおいしさ。
そしてパッタイ。これもおいしかった。
もう1つ、小籠包みたいなのを注文したのですが、写真を撮り忘れました。す
ごくおいしかったのに、残念。
そしてケーキ。お腹いっぱいになりました。
ごくおいしかったのに、残念。
そしてケーキ。お腹いっぱいになりました。