2016年のアメリカ映画「サイレンス」。
耳が聞こえず話すこともできない女性マディー(ケイト・シーゲル)は、人里離れた
山荘で暮らしながら作家の仕事をしている。近くには友人のサラ(サマンサ・スロ
ーヤン)とその夫ジョン(マイケル・トルッコ)が住んでおり、時々マディーに会い
に来てくれていた。ある晩、彼女の家に白いマスクをかぶった男(ジョン・ギャラ
ガー・Jr.)が侵入してくる。
耳が聞こえない女性の家に殺人鬼が侵入するというホラー映画。昔盲目の女性が家
で何者かに襲われる、オードリー・ヘプバーン主演の「暗くなるまで待って」とい
う映画があったが、目が見えないのも耳が聞こえないのも逃げるには不利で怖い設
定だと思う。ある夜マディーはパソコンに向かって仕事をしていた。白いマスク姿
の男に襲われた友人のサラがマディーの家の窓を叩いて必死に助けを呼ぶが、聞こ
えるはずもなく、サラは殺されてしまう。その様子を見て男はマディーが耳が聞こ
えないのだと知る。
サラが窓を叩いている時、マディーは背中を向けていて、サラは「こっちを向いて
!」と叫ぶが、マディーは気づかない。この演出がうまい。マディーは外を見そう
で見ないのだ。やがて男はマディーの家の中に侵入するが、マディーは鈍感なタイ
プのようで気配を感じない。しかしあることで何者かの存在に気づいたマディーは
脱出を試みる。スリリングな展開なのだが、意外にも男は早々にマスクを外して素
顔を見せる。それが何の特徴もない普通の顔なのでちょっと拍子抜けする。素顔も
凶悪な顔かと思ったのだが。そしてサラを捜しに来たジョンも殺されてしまう。
結構痛いシーンが多くて、マディーは男にクロスボウで脚を撃たれたり、指を折ら
れたりする。脚の出血が多いマディーはもう必死である。パソコンに家族宛ての遺
言を書いたりする。とにかくマディーは耳が聞こえないので圧倒的に弱い立場であ
り、どうか助かって!と願わずにいられない。マディーの飼い猫も殺されないかと
ハラハラした。男の目的がわからないのも怖い。結局快楽殺人犯なのだろうか。男
とマディーの攻防戦は迫力があり、なかなかおもしろい映画だった。1つだけ突っ
込むところがあるのだが、マディーは体にハンディがあるのだから人里離れたとこ
ろに住むのは不便で危険だと思う。
生協でロイズのカカオニブ入りチョコレートを買いました。ほろ苦くておいしいで
す。
耳が聞こえず話すこともできない女性マディー(ケイト・シーゲル)は、人里離れた
山荘で暮らしながら作家の仕事をしている。近くには友人のサラ(サマンサ・スロ
ーヤン)とその夫ジョン(マイケル・トルッコ)が住んでおり、時々マディーに会い
に来てくれていた。ある晩、彼女の家に白いマスクをかぶった男(ジョン・ギャラ
ガー・Jr.)が侵入してくる。
耳が聞こえない女性の家に殺人鬼が侵入するというホラー映画。昔盲目の女性が家
で何者かに襲われる、オードリー・ヘプバーン主演の「暗くなるまで待って」とい
う映画があったが、目が見えないのも耳が聞こえないのも逃げるには不利で怖い設
定だと思う。ある夜マディーはパソコンに向かって仕事をしていた。白いマスク姿
の男に襲われた友人のサラがマディーの家の窓を叩いて必死に助けを呼ぶが、聞こ
えるはずもなく、サラは殺されてしまう。その様子を見て男はマディーが耳が聞こ
えないのだと知る。
サラが窓を叩いている時、マディーは背中を向けていて、サラは「こっちを向いて
!」と叫ぶが、マディーは気づかない。この演出がうまい。マディーは外を見そう
で見ないのだ。やがて男はマディーの家の中に侵入するが、マディーは鈍感なタイ
プのようで気配を感じない。しかしあることで何者かの存在に気づいたマディーは
脱出を試みる。スリリングな展開なのだが、意外にも男は早々にマスクを外して素
顔を見せる。それが何の特徴もない普通の顔なのでちょっと拍子抜けする。素顔も
凶悪な顔かと思ったのだが。そしてサラを捜しに来たジョンも殺されてしまう。
結構痛いシーンが多くて、マディーは男にクロスボウで脚を撃たれたり、指を折ら
れたりする。脚の出血が多いマディーはもう必死である。パソコンに家族宛ての遺
言を書いたりする。とにかくマディーは耳が聞こえないので圧倒的に弱い立場であ
り、どうか助かって!と願わずにいられない。マディーの飼い猫も殺されないかと
ハラハラした。男の目的がわからないのも怖い。結局快楽殺人犯なのだろうか。男
とマディーの攻防戦は迫力があり、なかなかおもしろい映画だった。1つだけ突っ
込むところがあるのだが、マディーは体にハンディがあるのだから人里離れたとこ
ろに住むのは不便で危険だと思う。
生協でロイズのカカオニブ入りチョコレートを買いました。ほろ苦くておいしいで
す。