1997年のアメリカ映画「アンナ・カレーニナ」。文豪トルストイの小説の映画化で、
何度も映画化されているが、私が見たのはソフィー・マルソー版。
貴族のアンナ役のソフィー・マルソーがとても美しく、アンナにぴったりだと思った。
兄夫婦のいさかいの仲裁をするためにモスクワへやってきたアンナは、そこで
ヴロンスキー伯爵(ショーン・ビーン)と出会い、恋に落ちる。
しかし人妻だからと、伯爵を振り切って家に帰ったアンナだが、伯爵のことが忘れられない。
同様にアンナを忘れられない伯爵はアンナの屋敷を人目を忍んで訪れ、密会をするようになるが、
やがてアンナの夫や社交界にまで知られることとなり、2人の不道徳な行いは批判の的になる。
それと並行して、もう1組のカップルのことが描かれる。コンスタンティン(アルフレッド・
モリナ)はキティ(ミア・カーシュナー)という可愛い娘にプロポーズをするが、断られる。
失意のコンスタンティンは農場で静かに暮らし、人生の意味を考える。
一方キティはヴロンスキーが目当てだったのだが、振られて、病気になってしまう。
だが数年後コンスタンティンと快復したキティは結婚し、子供が産まれ、幸せに暮らす。
アンナとヴロンスキーはアンナの夫に離婚を申し入れるが、世間体を気にする夫は応じない。
やがてアンナはヴロンスキーの子供を妊娠し、流産してしまう。
高熱を出して苦しんでいるアンナを見て、夫は憎しみが溶けていき、アンナを許すのだった。
だが結局ヴロンスキーはアンナをイタリアに連れていき、内縁関係の暮らしが始まる。
言ってみればよくある不倫の物語だ。アンナの夫は2人が一緒に暮らすことは認めるが、離婚は
しない、1人息子は手放さない、と言う。まあ当然だろう。それでも夫(アンナよりだいぶ年上の
ようだ)は寛容な人だと思う。だが離婚してくれないと、2人は正式に結婚できない。
いつまでも内縁関係のままだ。2人は焦り始める。
不倫の話なんだけど、とても宗教的である。結局深い信仰心を持ち、真面目に生きてきた
コンスタンティンは幸せになることが出来たが、神に背いて不倫をしてしまったアンナと
ヴロンスキーに、未来はなかった。
ラストでヴロンスキーがコンスタンティンに戦争へ行って死ぬつもりだと話した時、コンスタン
ティンは「なにもそこまで…」と言うが、ヴィロンスキーは「ロシア人として、キリスト教徒と
して、当たり前のことをしているのです」と答える、その場面が悲しく、印象に残った。
一条ゆかり氏の「正しい恋愛のススメ」読了。ほんとにこの人の漫画はおもしろい。
次に「天使のツラノカワ」に取りかかった。
本や漫画を速く読めるようにならないものだろうか。私は絶対損をしている。
人並み外れて読むのが遅い。そのためかどうかわからないが、読んだものを非常に記憶している。
人にびっくりされる程覚えている。それはいいことなんだろうけど、やっぱり速く読めるように
なりたいなあ(´・ω・`)
何度も映画化されているが、私が見たのはソフィー・マルソー版。
貴族のアンナ役のソフィー・マルソーがとても美しく、アンナにぴったりだと思った。
兄夫婦のいさかいの仲裁をするためにモスクワへやってきたアンナは、そこで
ヴロンスキー伯爵(ショーン・ビーン)と出会い、恋に落ちる。
しかし人妻だからと、伯爵を振り切って家に帰ったアンナだが、伯爵のことが忘れられない。
同様にアンナを忘れられない伯爵はアンナの屋敷を人目を忍んで訪れ、密会をするようになるが、
やがてアンナの夫や社交界にまで知られることとなり、2人の不道徳な行いは批判の的になる。
それと並行して、もう1組のカップルのことが描かれる。コンスタンティン(アルフレッド・
モリナ)はキティ(ミア・カーシュナー)という可愛い娘にプロポーズをするが、断られる。
失意のコンスタンティンは農場で静かに暮らし、人生の意味を考える。
一方キティはヴロンスキーが目当てだったのだが、振られて、病気になってしまう。
だが数年後コンスタンティンと快復したキティは結婚し、子供が産まれ、幸せに暮らす。
アンナとヴロンスキーはアンナの夫に離婚を申し入れるが、世間体を気にする夫は応じない。
やがてアンナはヴロンスキーの子供を妊娠し、流産してしまう。
高熱を出して苦しんでいるアンナを見て、夫は憎しみが溶けていき、アンナを許すのだった。
だが結局ヴロンスキーはアンナをイタリアに連れていき、内縁関係の暮らしが始まる。
言ってみればよくある不倫の物語だ。アンナの夫は2人が一緒に暮らすことは認めるが、離婚は
しない、1人息子は手放さない、と言う。まあ当然だろう。それでも夫(アンナよりだいぶ年上の
ようだ)は寛容な人だと思う。だが離婚してくれないと、2人は正式に結婚できない。
いつまでも内縁関係のままだ。2人は焦り始める。
不倫の話なんだけど、とても宗教的である。結局深い信仰心を持ち、真面目に生きてきた
コンスタンティンは幸せになることが出来たが、神に背いて不倫をしてしまったアンナと
ヴロンスキーに、未来はなかった。
ラストでヴロンスキーがコンスタンティンに戦争へ行って死ぬつもりだと話した時、コンスタン
ティンは「なにもそこまで…」と言うが、ヴィロンスキーは「ロシア人として、キリスト教徒と
して、当たり前のことをしているのです」と答える、その場面が悲しく、印象に残った。
一条ゆかり氏の「正しい恋愛のススメ」読了。ほんとにこの人の漫画はおもしろい。
次に「天使のツラノカワ」に取りかかった。
本や漫画を速く読めるようにならないものだろうか。私は絶対損をしている。
人並み外れて読むのが遅い。そのためかどうかわからないが、読んだものを非常に記憶している。
人にびっくりされる程覚えている。それはいいことなんだろうけど、やっぱり速く読めるように
なりたいなあ(´・ω・`)