猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

霊魂

2010-06-01 15:43:58 | 日記
ハンターハンターがまた来週から休載になった。せめて蟻編を終わらせて
から休んで欲しかった。頑張って下さいよ、冨樫先生。



先日テレビで興味深い話を見た。
アメリカに住んでいるある女性が、家を売ろうとする。その家は18部屋もある
豪邸で、ご主人は既に亡くなっていて、子供達も結婚して家を出ているので、
一人暮らしには広すぎると思い、売却することにしたのだ。
ある夫婦が家を見にきて、とても気に入り、購入することに決め、頭金の
約450万円を支払った。
女性は近所に小さな家を買い、引っ越した。夫婦も引っ越してきた。
するとしばらくして、夫婦から女性に電話がかかってきた。
「あなたは私達を騙したんですか!」と夫は大変な剣幕である。
事情を聞くと、幽霊が出るという。夫も妻も別の時に見たので、
間違いないという。
「そういえば亡くなった主人もそんなことを言ってましたけど…」
「何故そのことを最初に話してくれなかったんですか!」
「そんな、幽霊なんて不確かなこと…」
「とにかくこの家を買うのはやめます。頭金の450万円を返して下さい!」
女性は困ってしまい、裁判になった。裁判でなんと、
「この家には幽霊が住み着いているので、完全な空き家とは言えない」
という判決が出て、女性は敗訴してしまったのだ。
びっくりした。日本ではとても考えられない判決である。
私は4~5年前に観た「エミリー・ローズ」という映画を思い出した。
女子大生が悪霊に取り憑かれたことが裁判で認められるという、実話を基に
した話なのだが、悪霊の存在を裁判所が認めるという、初めての事例なのだ
そうだ。
キリスト教圏の国ではそういうこともあるんだなあ、と思った。
アメリカ映画なので舞台はアメリカに置き換えられていたが、実際は
70年代に西ドイツで起きた事件ということだ。

日本も早くこうなればいいなあ、と思った。
うちの家族は、霊や生まれ変わりといったものを、フツーに信じている。
「幽霊」という言葉を使うと、物語っぽくなってしまうが、生き物には
魂があるのだから、霊魂はあって当たり前だと思っている。
日本の心霊科学は、欧米に比べてかなり遅れているらしい。
と、「うしろの百太郎」に書いてあった。
「うしろの百太郎」シリーズは、うちでは心霊の教科書である。
コメント
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