猫のひたい

杏子の映画日記
☆基本ネタバレはしません☆

海と月の迷路

2012-02-02 21:58:49 | 日記
うーん、ちゃんと確認してるはずなのだが、誤字って出るもんだなあ。
なんで気がつかないんだろう。

今、新聞(夕刊)に連載されている小説を読んでいる。
私は普段新聞の連載小説は気にとめてなくて、めったに読んだことないのだが、
ふとした拍子に読み始めてしまった。
大沢在昌氏の「海と月の迷路」という小説である。
でも、いつから始まっていたのか知らないのだ。読み出したのは12月頃からかな。
かなり連載は進んでいるのかもしれない。
ある日、ふと、「女子中学生は殺されたのかもしれない」みたいな文章が目に入って、
「んっ?」と思って、それ以来読んでいる。
私はミステリーが大好きなのだ。ああ、最初から読んでおけば良かった
大体のストーリーはわかってきた。昭和30年頃のある島が舞台になっており、
主人公は若い警察官。
ある日女子中学生の遺体が発見され、事故として処理される。が、主人公は、8年前
にも女子中学生が同じような死に方をして、やはり事故として処理されていたと
いう事実を知る。
2人の少女の死には類似点が多く、主人公は殺人を疑う…という話だ。
(こんなこと書いちゃっていいのかな?)
だんだんおもしろくなっていく。ほんとに最初に気付いておけば良かったあorz

そういえば先日芥川賞を受賞された、田中慎弥氏の短編小説も、月に1度連載されて
いて、こちらはずっと前から読んでいる。
これはジャンルは何になるのだろう。ミステリーでもないし、とにかくシュールな
小説。ちょっと星新一っぽいけど、やはり違う。
「変わった小説」としか言いようがない。
単行本が出たら買おう。