2023年の日本映画「怪物の木こり」。
「怪物の木こり」という絵本に出てくる怪物の仮面を被った犯人が
斧で相手の頭を割り、脳を奪い去るという連続猟奇殺人事件が発生。
犯人は次のターゲットに弁護士の二宮彰(亀梨和也)を定めた。しか
し二宮の本性は、犯人をも上回る程の冷血非情なサイコパスだった。
犯人は何故脳を奪い、何故二宮を標的にしたのか。事件の捜査が進
められる中で、警視庁のプロファイラー・戸城(菜々緒)、二宮の婚
約者の映美(吉岡里帆)、二宮の協力者で自身もまたサイコパスの外
科医・杉谷(染谷将太)、そして過去の殺人事件の容疑者・剣持(中
村獅童)ら、様々な人物の思惑が複雑に絡み合い、事態は次第に混
迷していく。
倉井眉介氏の小説を三池崇史監督が映画化したサイコ・ミステリー。
「怪物の木こり」という絵本に出てくる怪物の仮面を被った犯人が
斧で相手の頭を割り、脳を持ち去るという連続猟奇殺人事件が発生。
「脳泥棒」という名で世間を震撼させていた。弁護士の二宮はある
日仕事から帰ろうとしていた時、駐車場で怪物の仮面を被った犯人
に狙われ、頭を強く打つが命は助かる。二宮はそれで脳泥棒の次の
標的が自分だと知る。友人の外科医・杉谷の父親の病院に搬送され
た二宮は、脳に不明なチップが埋め込まれており、襲撃によりそれ
が破損していることを医師から指摘される。
警察は捜査を進める中で、被害者たちが皆養護施設の出身者である
ことを突き止める。そして二宮の婚約者・映美は父親がビルの屋上
から飛び降り自殺したことに不審なものを感じていた。二宮は犯人
を上回る狂気じみたサイコパスで、犯人を返り討ちにしてやろうと
決意する。サイコパスとサイコパスの戦いである。サイコパスとい
うのは良心や罪悪感や共感力がなく、目的のためには手段を選ばな
いような人間のことである。
脳泥棒の事件は続き、二宮と杉谷は犯人が何故二宮を狙っているの
かを推理する。この事件には昔のとんでもない実験が裏に隠されて
いたのだった。おもしろいことはおもしろいのだが、ちょっとトン
デモ設定すぎると思った。サイコパス人間を作り出す手術なんて。
原作小説があるのだから、小説がトンデモ設定ということか。あま
りにリアリティがない。サイコ・ミステリーとかサスペンスとかだ
けでなく、ファンタジー要素も感じてしまう。
犯人がサイコパスから人の痛みのわかる普通の人間に戻っていく過
程は良かった。犯人は罪悪感というものを持ち始めたのだ。けれど
も二宮のサイコっぷりをもっと描いて欲しかったと思う。目的のた
めには殺人もいとわないその良心のなさを。それが物足りなかった
気がする。キャストも亀梨和也、染谷将太、中村獅童といった男性
陣は良かったのだが、女性陣がダメ。菜々緒や吉岡里帆ってこんな
にヘタだったっけ?と思った。そして二宮と杉谷はどういう経緯で
友人になったのだろう。杉谷の脳にもチップが埋め込まれているの
か?見逃したのかもしれないが、それがわからなかった。何という
か色々残念な映画だったと思う。
良かったらこちらもどうぞ。三池崇史監督作品です。
「十三人の刺客」
「一命」
「無限の住人」
眠たいノエル
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「怪物の木こり」という絵本に出てくる怪物の仮面を被った犯人が
斧で相手の頭を割り、脳を奪い去るという連続猟奇殺人事件が発生。
犯人は次のターゲットに弁護士の二宮彰(亀梨和也)を定めた。しか
し二宮の本性は、犯人をも上回る程の冷血非情なサイコパスだった。
犯人は何故脳を奪い、何故二宮を標的にしたのか。事件の捜査が進
められる中で、警視庁のプロファイラー・戸城(菜々緒)、二宮の婚
約者の映美(吉岡里帆)、二宮の協力者で自身もまたサイコパスの外
科医・杉谷(染谷将太)、そして過去の殺人事件の容疑者・剣持(中
村獅童)ら、様々な人物の思惑が複雑に絡み合い、事態は次第に混
迷していく。
倉井眉介氏の小説を三池崇史監督が映画化したサイコ・ミステリー。
「怪物の木こり」という絵本に出てくる怪物の仮面を被った犯人が
斧で相手の頭を割り、脳を持ち去るという連続猟奇殺人事件が発生。
「脳泥棒」という名で世間を震撼させていた。弁護士の二宮はある
日仕事から帰ろうとしていた時、駐車場で怪物の仮面を被った犯人
に狙われ、頭を強く打つが命は助かる。二宮はそれで脳泥棒の次の
標的が自分だと知る。友人の外科医・杉谷の父親の病院に搬送され
た二宮は、脳に不明なチップが埋め込まれており、襲撃によりそれ
が破損していることを医師から指摘される。
警察は捜査を進める中で、被害者たちが皆養護施設の出身者である
ことを突き止める。そして二宮の婚約者・映美は父親がビルの屋上
から飛び降り自殺したことに不審なものを感じていた。二宮は犯人
を上回る狂気じみたサイコパスで、犯人を返り討ちにしてやろうと
決意する。サイコパスとサイコパスの戦いである。サイコパスとい
うのは良心や罪悪感や共感力がなく、目的のためには手段を選ばな
いような人間のことである。
脳泥棒の事件は続き、二宮と杉谷は犯人が何故二宮を狙っているの
かを推理する。この事件には昔のとんでもない実験が裏に隠されて
いたのだった。おもしろいことはおもしろいのだが、ちょっとトン
デモ設定すぎると思った。サイコパス人間を作り出す手術なんて。
原作小説があるのだから、小説がトンデモ設定ということか。あま
りにリアリティがない。サイコ・ミステリーとかサスペンスとかだ
けでなく、ファンタジー要素も感じてしまう。
犯人がサイコパスから人の痛みのわかる普通の人間に戻っていく過
程は良かった。犯人は罪悪感というものを持ち始めたのだ。けれど
も二宮のサイコっぷりをもっと描いて欲しかったと思う。目的のた
めには殺人もいとわないその良心のなさを。それが物足りなかった
気がする。キャストも亀梨和也、染谷将太、中村獅童といった男性
陣は良かったのだが、女性陣がダメ。菜々緒や吉岡里帆ってこんな
にヘタだったっけ?と思った。そして二宮と杉谷はどういう経緯で
友人になったのだろう。杉谷の脳にもチップが埋め込まれているの
か?見逃したのかもしれないが、それがわからなかった。何という
か色々残念な映画だったと思う。
良かったらこちらもどうぞ。三池崇史監督作品です。
「十三人の刺客」
「一命」
「無限の住人」
眠たいノエル
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ヒロイン警察に駆け込まない告発しないのか?
原作読んでませんが悪役のまま終わった方がすっきり余韻残る気が・・・。
コメントありがとうございます。杉谷はきっとあなままでしょうね。
婚約者は二宮が「警察に行け!」と怒鳴っていたので
警察に行ったんだと思います。
私も二宮はサイコパスのままだった方が良かったな、と思いました。
この映画の中では「怪物の木こり」という絵本が存在するんですね。
その絵本に出てくる怪物の仮面をかぶって猟奇殺人を行う事件が発生したんですね。
斧で頭をかち割り、脳みそを持ち帰るのは、かなり不気味ですね。
この映画を観て、マネしたくなる猟奇犯が出たら、大変ですね。
私の知る限り、猟奇犯は人肉を食べてますが、脳みそを持ち帰るというパターンはありそうなのに、あまり聞いた事はないです。
「脳泥棒」というと、もしかして、頭が良くなりたいから脳を盗み、食べようという発想かもしれないと思いました。でも、違うようですね。
弁護士の二宮は駐車場で襲われ、怪物の仮面をかぶった猟奇犯に狙われたものの、頭を強く打つだけで、脳みそは奪われずにすんだのですね。
脳に不明なチップが埋め込まれているけど、犯人の襲撃でチップが壊れたんですね。
すると、脳に不明なチップをやろうとしたのは犯人以外の人ですね。
チップがあった事が怖いですね。
被害者たちが皆養護施設の出身者という事は、二宮も養護施設出身ですね。
被害者であったはずの二宮は犯人を上回るほどのサイコパスだったのは、脳に埋め込まれたチップが原因なんですね。
サイコパス人間を生み出す手術を二宮はされていたんですね。
きっと犯人も、実は同じ養護施設の出身で、同じようなチップを埋め込まれ、サイコパスになっていたんでしょうね。
脳泥棒していたのは、埋め込まれたチップを取り出す為のようにも感じました。
脳みそと言うと、古い映画「バタリアン」を思い出します。脳みそというと、猟奇的にかんじますね。
頭の上から写すと、頭に♥白いハートがあり、チャームポイントですね。
ノエルちゃん、今回の写真は眠そうですね。
お腹の毛はふわっとしていて、触りたくなりますね。
ボリューミィーな感じなお腹は可愛いですね…(*´ω`*)
コメントありがとうございます。脳のない死体が発見されたら、死体を見慣れている刑事でも
ゾッとするでしょうね〜。
私が本で読んだアメリカの連続猟奇殺人犯には、殺した相手の脳を鍋で煮ていたという
人がいました。食べるつもりだったんでしょうかね( ; ゜Д゜)
二宮も養護施設出身です。脳に埋め込まれたチップのせいでサイコパスです。
脳泥棒の犯行目的は、ウラジーミルさんの推測通りです。
バタリアンは昔観たと思うんですが、覚えてないですね〜。
ノエルのお腹はフカフカなので触りたくなりますが、触らせてくれません。
ノエルは体を触られるのが嫌みたいで、頭や体を撫でることもできないんですよ。
撫でると噛みます。あんな子歴代の猫にいませんでした。色々と変な子です(-_-;)