<東京国立博物館内の河津桜>
上野の国立博物館で開催中の「仏教伝来の道・平山郁夫と文化財保護」展を鑑賞しました。
故平山氏は、広島で被爆し、その体験をもとに作品を描き、平和への祈りを訴え続けてきました。
今回のテーマである仏教伝来の道に関しては、世界各地の遺跡を訪ねながら絵を描いています。その中で、シルクロードを描いた作品が多い理由は、インドから経典を持ち帰り人々を救おうとした唐の僧・玄奘三蔵法師の生き方に感銘を受けたからだそうです。
見どころの一つに大唐西域壁画ゾーンがありますが、中でも私が一番感動したのは「西方浄土須弥山」の壁画です。
真っ青な空に白銀を抱いた山々が連なり、厳かな雰囲気で、人々を引き付ける魅力に圧倒されました。
作品の下絵も展示されていました。細部にいたる描写がすごいです。
作品を鑑賞後、上野動物園まで足を伸ばしました。
写真のゴリラは、お気に入りの布をかぶって爆睡中でした。
ゴリラの子供(コモモ)も、お気に入りの布を口にくわえて散歩中?でした。
人間の子供と同じ行動をとる姿に不思議な気分でした。
親ゴリラの足元にまとわりつくコモモ。甘えているのかもね。
だっこして~と甘えるコモモ。可愛いですね。
お年なのか?栄養が不足なのか?やせ気味のライオンでした。
でも、迫力がありガラス越しでも怖かったです。
3月下旬には、パンダも一般公開されるので混雑するでしょうね。
以上、久し振りの動物園でした。