羽黒山は、今から1400年前に開かれ、出羽三山の始まりになったそうです。
山頂には、月山、羽黒山、湯殿山の三山の神々を祀る「三神合祭殿」があり、茅葺の木造建築物としては、日本最大級の大きさを誇り、屋根の厚さは2㍍もある、というガイドさんの説明でした。
国宝・五重塔は、均整のとれた優美な姿で東北地方では最古の塔であると。
私は、受傷直後だったので、三神合祭殿も五重塔も拝観せずバスの中で待機していました。友人は、雨の中でしたが五重塔のみ拝観でき感激していました。
樹齢300年以上の大木の杉並木は見事で、その奥にひっそりと建つ五重塔は風格があり、杉林を従えて荘厳な雰囲気をかもし出し素晴らしかった、と話して下さいました。
三神合祭殿も素晴らしい建物だったでしょうに拝観できず、友人には申し訳ない思いでいっぱいでした。
写真は、切手シートや、パンフから写しました。
三神合祭殿。茅葺屋根が見事で荘厳な雰囲気のある建築物であることが、想像できます。 優美な姿の国宝・五重塔。
今回の旅した出羽三山の参詣は、
羽黒山で、現世の苦しみからの救いを願い、
月山で、過去の自分との決別をし、
湯殿山で、生まれ変りを願いつつ三山を巡るそうです。
過去との決別は、「忘れる」という事ではないと思いますので、月山での出来事は、常に頭の片隅に記憶しつつ、私なりに新しく生まれ変り、前を向いてGO・GOで~す。