<原始的な祖谷のかずら橋>
徳島市の観光地「祖谷のかずら橋」は、屋島の戦いに敗れた平家一族が逃れた集落で、この橋は、追っ手が迫ってきた時、切って橋を落とせるように造られた、という伝説があります。
かずらなどのツタ類を使って架けられた吊り橋ですが、ワイヤーで補強してありました。3年毎に架け替えが行われるそうです。
さて、渡るか否か。一瞬ひるみましたが、思い切って決断し渡ってきました。
太い手すりは、かずらでぐるぐる巻いてあるので、その中から、つかみ易いかずらを探して両手でつかみ、ゆっくりと蟹歩き。歩くたびにゆらゆら揺れ、その上、渡し木の隙間から14メートル下の川が見えるので、お~怖い!!皆さん、無口で渡っていました。
渡り終えた時はホット一安心。もう渡ることはないでしょう。
長さ45メートル、幅1,7メートル、水面からの高さは14メートルです。
日本3大奇矯の一つです。他に山口県の錦帯橋と、もう一つは???
かずら橋の入り口。ここから渡り始めます。
かずらで、ぐるぐる巻いてある柱。出口です。
原始的な吊り橋を気持ちに余裕のある方は、川を眺めながら渡っていました。羨ましい!!
祖谷の紅葉。風景がダイナミックでした。
桂浜と高知新港に停泊中の「飛鳥Ⅱ」。
桂浜は、月の名所としても有名ですが、今の時期は、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」の影響で、桂浜を訪れる観光客が多いようです。(ドラマは、昨夜が最終回でした)
海を愛し船を愛した龍馬の銅像が、太平洋を一望できる公園に建っていました。
龍馬が見つめた同じ風景を眺めながら綺麗な浜辺を散策しました。
浜辺に咲く鮮やかな色のツワブキ。
新鮮な海の空気を吸って、深呼吸をすると旅の疲れが癒されました。