先日、久しぶりに向島百花園へ。
風雨の強かったお彼岸前だったので、見頃のお花を数種類写すことが出来ました。
暖かかったり寒かったりと、気温の変化に驚きですが、春はすぐそこまでやってきています。いよいよ、心浮き立つお花見の季節です。さあ、何処へ・・・?
シュンランは、日本の各地でよく見られる野生欄の一種です。半開花状態でしたが、花の色は淡い緑黄色で可愛いランでした。
太陽が当たっているときだけ花が開き、夕方や雨の日は蕾に戻るそうです。
可憐な花でした。初めて見たときは、「はなにら」かな~と思ったのですが、違っていました。
カンヒザクラは、ひときわ目立つ緋色で、花を下向きにつけるのが特徴です。
遠目に見えたときは、何の花だろう?と近づいてみるとキブシでした。
長さが10センチ以上あり、小さい花房をびっしりつけてつり下がって咲いていました。
昨日も所用後、散策かたがた少し足を伸ばして初めて本行院の梅見へ。
友人から、梅の花が美しいと、聞いていたので楽しみでした。
いつも、法華経寺の梅だけを見て帰宅していたのですが、梅も咲く環境や、種類によって風情が違い、新たな発見を経験しました。
本行院は、龍王池のすぐ近くです。
固くごつごつした木から、この様な凛とした美しい花を咲かせるなんて、想像できませんね。
純白の花びらは、ハットする美しさでした。
梅を見るといつも思い出す詩があります。昔々の平安時代、菅原道真が九州の太宰府に左遷されたとき、旅立ちにあたり、自宅に咲いている梅を見て詠んだ詩です。「東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 主なしとて春を忘るな」です。
今なおジーンと胸に響きます。
<生け花六流派の一つ・草月流の絢爛豪華な生け花>
数ある花の中でも「らん」は、特にゴージャスなので見ているだけで華やかな気分になります。
会場内は、キョロキョロとどっちを向いても花がいっぱい。ゆっくり見たいし、写真も撮りたいし、でも時間は迫るし・・・と何だか落ち着かない感じで鑑賞してきました。
また、同じランの投稿ですが花の種類、形、色、展示方法が多彩なので変化が楽しめます。
ご覧下さい。
池坊の生け花。
この他に、古流、龍生派、小原流などの展示がありました。
花嫁衣装のラン人形。胡蝶蘭や、カトレア、デンファレなどで着飾ってありました。
左・化粧欄。
右は、和のディスプレイ。大きいランの花は、豪華で美しいですが、野に咲く花の野性味を感じさせる小さいランの花も魅力がありました。
久しぶりに、世界らん展へ。
水道橋駅を降りたらお巡りさんが交通整理をし、ドームの入り口では何とバックの中身まで調べられ、変化する時代の流れに驚きあるのみでした。
会場は、花のパワーとごった返す人々のパワーで熱気むんむん。今年で18回目を迎えるそうですが、さすが世界と名乗るだけのことがあって規模が大きく、花の種類も多く(何千種?)圧倒されました。
写した写真の枚数も多かったのですが、手ぶれも多く(疲れて)、写真には、どうしても人の顔や姿が写っていて、思うようには撮れませんでした。
一部を投稿します。(続きもあります)
假屋崎省吾「らんの世界」。飾り方が個性的で目立ちました。多くの人達が行き交うので全景は写せませんでした。
マダガスカル原産の3メートルもある大型のらん。12本の茎に200輪の赤紫色の花をつけています。この、らんを育てた方は、全くの素人。12年かけて育てたそうですが、この気の遠くなりそうな年月と、意気込みにあっぱれ!!
写真は、ピンボケでした。
驚きました。日本大賞と同じ方の作品です。1株から230輪のカトレアの花が咲き競っていました。お見事!!
蝶々が舞っているお花畑のようでした。
千葉県らん生産者組合の作品で『富士山』
南国のムード漂うディスプレイのラン。
目の醒めるような、花数の多いランに感動でした。