chocolat et natto(チョコレートと納豆)

三十路女の「食うたら」日記

南インド体験記

2008-05-18 | インド
この1年位ワタクシ、インドに憧れているのですが、
かねてから東京にただのインドではなく、
「南インド料理」のおいしい店があると聞いて気になっていました。
そこで出張のチャンスを生かして行ってまいりました。
付き合ってくれたのは「ゆ」さん。
さすが!学生時代にカレーの名店でお勤めだった経験をお持ちでだけあります!
快く賛同してくださいました。

さてさて、場所は京橋駅から徒歩数分。
駅で待ち合わせして地図をたどりながら歩いてゆくと…
なんと!土曜日の京橋、人がかなり少ないのですが
ある店の前だけにすでに開店を待つ列が!!
そこが今回のお目当て、南インド料理「ジャバインディア」だったのです!

開店前に列を作らせる南インド料理店…ムムムタダモノではない!

そもそも「南インド料理」ってどんなものなのだろう?
正直、南と北の違いもようわからん。
かつて中谷美紀の本でその違いに触れていた気もするが…すっかり忘れた。

そんな話をしているうち、12時きっかりにお店の扉は開きました。
友人曰く「時間きっかりなんて、インドっぽくない」
確かに。郷に入りては郷に従えなのかね。
まあいいです。何人かゾロゾロ。うちらもゾロゾロ。
キャードキドキ。

で、わかったこと。
南も北も基本はカレーです。
そのカレーがちょっと違う。それをつける穀物が違う。
すごく簡単に言ってしまうとそんな感じです。
たぶんこんな説明では北インドの人と南インドの人に怒られそうですが。

家に帰ってまだ活用したことのない「地球の歩き方インド編」や
(いつかいける日のための研究用に1年前に購入)
中谷美紀本(インド旅行記 幻冬舎)やインターネットで調べたら
南のカレーは北に比べドロっとしていない感じ。スープカレーに近いです。


ま、もったいぶる必要もないので…
出てきたのがコレです!


特徴はバナナの葉に載せることなんですって。
現地では完全なお皿代わりだそう。
それにお米も南インドスタイルだそうです。
北はナンとかなんですって!

茶色い、もっちりしている感じのは小麦を揚げたパンのようなものです。
薄い色でパリパリしているのは名前は…何だっけ?
塩味利いていてどちらかというとスナック的な感じです。
これらにいくつかあるカレーを同時につけて食べたり、
ご飯は混ぜて食べる。
それをするのはすべて右手で!それが現地の食べ方なのだそうですが…

ワタクシもすかさず店員さんに
「手を使ってもいいのですか!」と元気良く質問!
店員さん、声がワントーン高くなり
「もちろんです!」

でもやめときました。
些細ではありますが32年の食文化で突然、
大きな転換期がやってくることになります。
そこまでの勇気はまだありませんでした。
軽い気持ちでしたので。
決行するのはインドに行けたときのお楽しみといたしたいと思います。
(いつ行くの?)

ちなみに隣に目をやりますと、
日本人男性ですが、とても上手に手で混ぜて食べておりました。

友人と2人思わず
「かっこいい~」。
人の食べているところ、ちょっと露骨にみてしまったりして。


味なんですけどね、
辛いのもありますが、全体的にあまり脂身がない感じで食べやすかったです。
正直、初めての食文化体験に殆ど気持ちが行ってしまい
細かいそれぞれカレーなどの味は深く味わえなかったです。

あとひとつ。
この店、開店前から列ができるほどだから、開店後もひっきりなしに
お客さんが入ってきていました。
席は40席くらいはあったと思うのですが、常にほぼ埋まっていました。
そして年齢層が幅広くて、
男性1人(ハマっている人だろうね)の他、
中年男性2人とか、
母子とか、家族全員とかも何組かある!

これがフシギなんだなー。
そんなメジャーじゃない南インド料理に
土曜の午後家族全員で来るというのは、いったいどうやって決まったのかなー
そうそうみんなが気軽に来る類の料理じゃないと思うんだけど…

その辺も含め、味も含め、1度だけでは迫りきれず。
また行くチャンスを得て、追究したい。

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