うちの近くに「へび道」という道がある話はしたと思います。
(ほんとうにヘビみたいにクネクネした道です。暗渠だからです。)
そこにはけっこうワタクシ好みのお店があります。
かつてご紹介した超お気に入りのナマス皿やレトロなグラスを買ったのも
へび道沿いの古道具店でした。
その中で先日発見したのがこちらの店です。
この佇まい、いいでしょう~。よくみたら、ドアのところに小さく、
「爬虫類両生類研究所8分室」とあるのですが…
これがお店の名前なんですよ~面白いですね。
大臣は全く気乗りしていなかったのですが、入りました!
いやあ、ステキだねえ。この古い椅子テーブルと壁も味があります。
大臣が座っていた椅子は昔よくあった、腰掛の部分が
ベルベットのような素材の布が貼られていて、それが黄緑色で
とってもすてきだったんですよ。撮るの忘れてしまいましたが。
テーブルもガラスが割れているのですが、
オシャレにリカバーされています。思わずパチリ。
フードはお休み中のようで、コーヒーが数種類。
深煎りのをいただきましたが、ん?ちょっと気になりませんか?
シンプルなようで、ちょっと個性のあるカップではありませんか?
途中で気づきました!
金継ぎしてあるんです!
実は金継ぎに興味があって、機会があれば挑戦してみたいのですが、
なかなかなく。
思い切って支払いの時に尋ねてみたところ、
店主さん曰く、「なんちゃって金継ぎ」なんですって。
ホームセンターとかネットで気軽に手に入るらしい、樹脂の金継ぎセットが
あって、ホンモノはつけた後1か月しないと使えないし、かぶれたりすることもあるそうですが、
これは翌日からOKで、「誰でもできますよ」と。
ぶきっちょワタクシには無理だと思うけど、ちょっとやってみたいと
ワクワクさせてくれた店主さん、気さくでした。
まあ、大臣には「相変わらず店の人といろいろしゃべっていたね」と
言われましたが…
でも、古くなったり、壊れたりしたものをいかして
もっと素敵にしちゃうセンス、いいなあ、うらやましいなあ。
あとからネットで調べたら、週末だけ開いていて
たまに古道具売ったり、アート系のイベントもしているみたいで、
店主は東京芸大を出ているみたい。さすが!かっこよかったもん!
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