家の近所にお気に入りのパン屋さんがあります。近所なのでムスメにもよくおつかいに行ってもらいます。買うのは決まって食パンです。
ただ、このパン屋さんは食パンはショーケースには並んでいません。店員さんに
「食パンください。」
と言わなければなりません。
そして何枚切りにするか、端っこは切るか、そのままにするかなど要望を伝えます。これは知らない人と話すのが苦手なムスメにとっては少しハードルが高いのですが、その練習も兼ねておつかいをお願いしています。
先日も食パンを買ってきてくれました。
「耳つけたままにしますか?って聞かれなかったけど、耳ついたままにしてくれたよ。」
っと言っていました。そう、ムスメは耳つきパンが好きなのです。
ダウン症の女の子なんて近所にそう何人もいるわけじゃないと思うので、店員さんも覚えてくれたのかなと思います。
「もう、おなじみさんだからきっと覚えてくれてるんだよ。」
っと伝えました。するとムスメが、
「みさんって何??」
っと聞いてきました。一瞬何を言っているのか分からなかったのですが、「おなじみさん」の「みさん」のことを言っていたのです(笑)
「おなじ」というワードは知ってるので、それは頭に入ったけれど、その後の「みさん」が知らなかったというわけです。
「おなじみ」という単語を知らないと、そんな風に言葉を拾うのですね?子供の頭の中は本当に面白いです!!
いろんな笑いを提供してくれるムスメです。