まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

謎解きはディナーのあとで 第2話

2011-10-26 23:28:13 | ドラマ

第2話

『殺しのワインいかがでしょう』





雷鳴轟く中、若林動物病院で

ワインを飲み苦しみ出して息絶えた辰夫。



朝、目が覚めた麗子はご機嫌でダイニングへ。

目覚ましが鳴る前に起きれたと嬉しそうに話す。

影山に夕べは困ったことはなかったかと聞かれた麗子。

落雷の影響で真夜中に停電があった。

目覚まし時計が1時間42分止まっていたと。

パンケーキにナイフを入れようとした時、

ふと気付いた麗子。


「影山、今は6時半よね?」


「8時15分でございます。」


慌てて出かける準備に向かい、車に乗り込む麗子。


風祭から電話があり、

直接若林動物病院へ行くよう言われる。



影山に手前で止めてもらい車を降りる。

パンケーキを差し出された麗子。


「パンケーキくわえながら現場に入る刑事が

どこにいるって言うの! もう!!」


食べずに行ってしまい、少々寂しそうな影山。


風祭がパンケーキをくわえながら現場へ到着。

寝坊した理由は麗子と同じく目覚ましが止まってた。



現場検証に向かう。

死亡推定時刻は昨夜の午前1時前後。

死因は毒物による中毒死。

飲んでいたワインボトルから毒は検出されなかったが、

零れていたワインには毒が検出された。

机の上には青酸カリの小瓶が。


「零れたワインからしか検出されなかったってことは、

若林辰夫はワインを注いだグラスに、

小瓶の中の青酸カリを混ぜて飲んだ。ってことですかね?」


風祭はお馴染み自分も気付いてた発言。

そして自殺と決めつけた。

取り敢えず事情聴取する麗子と風祭。



影山はワイン選び。

事件が自殺とされたことに悩む麗子。

ワインを注ぎながら影山が言った。


「どうでしょう。 この影山にお話されてみては。」


特別に話してあげると麗子に言われた影山。


「ありがたき幸せ。」



最初に話を聞いたのは若林辰夫の家族。

弟の輝夫は近所に住んでいて、

この日は偶々この家に泊まっていた。

辰夫の他にこの家に住んでいたのは、

辰夫の長男・圭一、妻の春江、次男の修二。

風祭は青酸カリを入手出来るのは医療関係者だと。

獣医、内科医、看護師、医大生と、

家族みんな医療関係者だった。


「OK! 全員医療関係者。」


「警部、容疑者絞れてないですよ。」


因みにこの時、影山は庭師としてお屋敷に。

庭の植木が恐竜に!!


輝夫が兄は自殺したのではないかと。

夕べは辰夫の誕生日で、家族でお祝いをしていた。

そこで家族会議が開かれたそう。

62歳の辰夫が10年前に妻をなくしていた。

そして急に家政婦の藤代雅美と再婚すると言い出したそう。

30代の雅美との間に恋愛感情があったとは考えられない。

当然財産目当てだろうと言う。

タバコを吸おうと修二にジッポーを借りる圭一。

タバコの煙を嫌がる麗子。

風祭を見ると葉巻を吸っていた。

麗子は窓を開け換気をする。

家族に結婚を反対され、

辰夫は落胆して部屋を出て行ったと。

そこへ雅美が入って来て、

財産目当てなんかじゃないと。

因みにその頃の影山は、

ペットシッターとして屋敷に入り込み、

猫を探して辰夫の部屋に入っていた。

蔵書に目を奪われ、

アガサ・クリスティの初版本を持ち出していた。

勿論、本は麗子に没収される。



その後、聞き込みをし、

辰夫が前日に行ったという、

行きつけのスナックのママに話を聞く。

辰夫はご機嫌で入って来たけど、

カラオケで十八番の赤いスイトピーを歌う時、

急に涙ぐんだと言う。

風祭がカラオケを初めてしまい、

麗子はママに手伝わされる。

おしぼりは経費削減のため煮沸して使いまわし、

からしは自分で練っていると。



辰夫の家の向かいに住む少年の証言では、

雷で目が覚め、窓の外を見たら、

辰夫の部屋が急に暗くなり、

火の玉が出て見えない所に行ったり、

また出て来たりしたと。


影山も同じスナックに行っていた。

ティータイムでおでんと紅茶を一緒に。

辰夫のキープボトルには109という数字が。



第一発見者の雅美は、

辰夫は寝る前にいつも本を読みながら

ワインを飲んでいたと。

しかし遺体の側に本はなかった。


サイドボードにボトルやグラスが入ってる。

ダイヤル式の鍵がついており、

暗証番号は辰夫にしか分からないと。


「という訳で、自殺ってことになったの。

問題ないでしょ?」


「それは大問題でございますね。

お嬢様、これは殺人でございます。」


おそらく犯人は辰夫がスナックに行ってる間に、

部屋に毒入りワインを置いた。

プレゼントを装ってメッセージカードと一緒に。

辰夫はその毒入りワインを飲んで死亡。

犯人は再び部屋に侵入し、

青酸カリの小瓶と毒が入ってないワインと取り替え、

メッセージカードも持ち去ったと影山。


ボトルの中に毒を入れるのは、

コルクに注射針を刺して注入したと。

しかし麗子は、コルク栓には金属製のキャップが

被せられていると。


「失礼ながらお嬢様。

ひょっとして、お嬢様の目は節穴でございますか?」


またクビを連発する麗子。


「短い間ではございましたが、お世話になりました。

それでは私はこれで。」


出て行こうとする影山を引き止める麗子。

犯人が分かってるのかと、

分かってるなら誰か教えなさいよと。

今、お嬢様に言っても理解してもらえないと影山。


「影山。 お願いだから、

私にも分かるように説明してちょうだい。」


「かしこまりました。

まだメインディッシュが残っております。

謎解きは、ディナーのあとに致しましょう。」



ワインに毒を入れる方法は、

よく見るとキャップには小さい穴が2つある。

ワインの熟成を促すため、

空気穴として殆どのワインに穴が開いていると。


スナックで辰夫が涙ぐんだのは、

条件反射から流れた涙。

ママの証言によれば、普段通りおでんを食べ、

焼酎を飲み、歌い出した途端に涙を流したと。

原因はおでんにつけたからし。

練りたてのからしは涙がちょちょぎれるほど辛い。


少年の証言の火の玉は、

犯人は灯りがついた状態で部屋に入ったが、

そこで落雷があり停電に。

直後、犯人は火をつけた。

少年にはその火が火の玉に見えたのだと。


テーブルの上に本があったのに気づいた犯人は、

読書していたことが分かれば、

自殺ではないと思われるかもと思い、

本を本棚に戻したのではないか。

それで火の玉が見えたり消えたりしたのだろうと。


本棚を眺めていた影山は、

1冊だけ本が逆さまになっていたと。

整理整頓した部屋にいる人物が、

1冊だけ本が逆さまになっているのを

なおさないのかと疑問に思ったと言う。

その本こそが、犯人が戻したものに違いないと。

暗闇の中で逆さまに入れたことに気づかなかったのだ。


犯人は火を持ち歩いてる人間。

男性3人に限られる。

3人のうち誰なんだろうと麗子。


「こんな時のために、

映像をご用意しておきました。」


モノクロの映像が流れる・・・


犯人はジッポーを使っている修二。

影山は半分は正解で半分は間違いだと。


決定的証拠はメッセージカード。

毒入りワインを確実に飲んでもらうためにには、

必要不可欠だったはず。

けどそのカードを犯人は見つけることが出来ず、

まだ部屋の中にあるはずだと影山。

推測では、部屋の窓を開けていた辰夫は、

風が強くなってきたので窓を閉めようとした時、

読んでいたページに挿むしおりが必要だった。

その時、手近にあったメッセージカードを挿んだ。

風でページがめくれ、挿んだ場所が分からなくなる。

ワインを開けて飲む辰夫。

そして倒れた。


動機は多分、遺産争いではないかと。

再婚されたら財産が減る。

だから辰夫を殺害した。


「たかがお金のために家族を殺す?

私には信じられないわ。」


「お嬢様にはご理解出来ないかもしれません。

しかし、人は数千万、いえ、僅か数百万のために、

殺意を抱くこともあるのでございます。

お嬢様はこれから生涯、

お金に苦労されることはないでしょう。

しかし、お金というものは

それほど恐ろしいものだということを

お忘れなきよう。」



動物病院を訪ねる麗子と影山。


「今から、若林辰夫さんを

殺害した犯人を特定致します。」


本に挿んだカードを見つけた影山。

カードには4人の名前が。

家族全員が共犯だった。

本当にお金なんかいらなかったのにという雅美。

雅美を責める家族。


「黙らっしゃい!!」


サイドボードの鍵を開ける影山。

暗証番号はキープボトルに書いてあった109。

亡くなった奥さんの誕生日だった。

中にはワインが何本も。


「どうやら、全て息子さんやお嫁さんの

誕生年に作られたワインのようですね。

ワインの好みはその人間の

人柄を表すとも言われています。

温厚で柔らかい、実に趣味の良いワインばかりでございます。

辰夫氏はこの中に、

雅美さんという新たな家族を入れたかった。

ただそれだけではないでしょうか。」



風祭が到着。

電話であとは任せると告げる麗子。

出て行く麗子に会う風祭。

麗子はしらんぷりして通り過ぎるが、

影山は一礼する。


「ん? どこかで・・・」



「分かってたの?

家族全員が犯人だって。」


「はい。 家族の証言では、

昨夜、辰夫氏は結婚を反対され、

肩を落として出て行ったとありました。

しかしスナックのママは、

辰夫氏は陽気だったと言っておりました。

つまり、家族全員が口裏を合わせていたということ。

本当は家族会議で、

結婚に賛成する振りをしていたのでしょう。」


「家族全員のおめでとうメッセージ。

そのワインに毒が入っていたと知った時、

辰夫さん どういう気分だったのかしらね。」


「お嬢様、旦那様と奥様から

絵葉書が届いておりました。」


渡された絵葉書には、

いつまでも新婚旅行継続中!!と。


「影山。

幸せいっぱいのバカ夫婦に伝えといて。

一生帰って来なくていいって。」


「はい。」


「影山。

あなたはどんなワインが好きなの?」


「実は私・・・下戸なのでございます。」


下戸だけど愛煙家らしい影山。

葉巻を吸おうとして麗子に取り上げられる。


「ここで吸うなっつーの。」


笑う麗子に影山も笑う。





ミステリーはやはりイマイチですが、


最早そんなことはどうでもいいです(笑)


冒頭、麗子に掴まれ上着がはだけた影山。


それを何も言わずに直す姿。


萌える!! (>艸<*)


執事姿の翔くんが見れるだけで、


ありがたき幸せよ~♪


そうそう!!


お嬢様のキメ台詞?「黙らっしゃい!!」は、


どうも好かんです(-_-;)


彼女のあの言い方がダメなのかな?


「お黙り!!」って普通に言った方がいいような?





第1話

コメント (2)
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